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2024.10.31
昨日(10月30日)から11月3日までの会期で、第30回二科会写真部長野支部公募展の「茅野会場展」が、茅野市民館市民ギャラリーで開かれています。昨日、飾付の準備に出向きました。見ごたえのある力作ぞろいですので、ご鑑賞いただければ幸いです。また、本日は、延び延びになっていた柿とキウイをとる作業をしました。柿は平均して昨年より大粒の実で、予想より多く収穫することができました。全て自家消費になりますが、吊るし柿にして、暮れから年始にかけて食べる予定です。
2024.10.22
日ごとに気温が下がってきました。標高790Mの当地でも、朝晩の気温は10℃以下となり、日中も20℃前後と、10月上旬と比べたら、真夏と晩秋が交互に寄せている感じです。もっとも例年の10月に戻りつつあると言えばそれまでですが・・・。周りを見回すと、まだ十分に花の開花も見られますが、それでも確実に冬に向かっている風情が、肌身で感じられる最近の気候ではあります。
2024.09.22
昨日、私が地区理事として担当させていただいております「二科会写真部 信越・北陸地区支部長連絡会議」を長野市で開かせていただきました。二科会写真部の支部に所属する、5県(新潟・長野・福井・石川・富山)の支部長の皆さんに出席いただき、支部活動の近況などをお聞きする中で、情報交換を行いました。近年の支部を構成する中においては、益々高齢化が進み、且つ、役員のなり手不足や支部への入部者減少等のなかで、それぞれが、撮影会や講演会の開催のほか、公募展・支部展等の開催等を通じて、地域独自の写真活動を展開していることに、参考になることもたくさんありました。やはり一人だけでの楽しみより、写真仲間を交えての楽しみ方もたくさんあることが実感できる写真団体でもありますので、これからの仲間づくり等に向けて、この機会が引き続きよい情報交換の場になればと思う次第です。
2024.09.17
昨年も参加し、今年も募集のありました「エプサイトプレミアム写真展Ⅴol.2(感動の一枚)」に参加することができました。私の作品は、【1期】2024年9月25日(水)~10月7日(月)に、エプソンスクエア丸の内の「エプサイトギャラリー」で展示されます。参加型展覧会ということで、データ応募のみで、プリント及び展示をエプソンさんでしていただけるこの写真展は、地方在住の者にとって、作品発表のいい刺激機会にもなっています。
2024.09.07
昨日、東京プリンスホテルを会場に開催された「第72回二科会写真部展授賞式」に、南信地区の会員・会友・支部員のみなさんと一緒に行くことができました。授賞式は、二科会(絵画部)の生方理事長の他、協賛会社の皆様等もお招きして盛大に行われ、後の懇親会では他県から参集の皆さんとも歓談する機会があり、たいへん有意義な時間を過ごすことができました。写真というかけがえのない趣味と出会えたことで、作品創作だけでなく、大勢の方々とも親交を深めることができました。
2024.08.16
今日は送り盆です。例年ですと、お盆が過ぎると急速に夏の気配から秋めいてくるのですが、今年を含め近年はそうもいかなようです。昨日は、諏訪湖祭湖上花火大会が行われました。20代の頃はよく撮影に行きましたが、年々の人混み等から、最近は時々テレビで様子を見るくらいになりました。それでも、打ち上げ会場から当地まではおよそ9キロメートルほどの距離ですので、打ち上げ音が、まるで遠雷のように伝わって聞こえてきました。暑さはまだまだ続きそうですが、秋が近づいていると、気持ちの上では感じたときでもありました。
2024.08.12
暦の上では既に立秋を過ぎましたが、連日、暑い日が続いています。暑いだけでなく、地震の心配や台風の通過等、心配事は尽きません。1月1日の地震から始まり、異常気象によると思われる豪雨や自然災害の脅威に、この先どう向き合っていったらよいのでしょうか。「事前の準備を滞りなく」とはよく言われることですが、なかなか進まない日常でもあります。されども気持ちの隅には、「そのときどうすればよいか」を常に持ち続けていたいと思います。
2024.07.20
二科会写真部長野支部の事務局が、今年から北信地区の長野へ移り、6月に行われた支部公募展審査の結果通知と、10月から11月にかけて行われる写真展・祝賀会等の通知が一昨日届きました。 例年のことですが、秋からの写真県展や9月の二科会写真部展など、身近な写真行事がいよいよ始まります。
2024.07.06
一昨日、茅野市民館市民ギャラリーで開催中の「集団こまくさ写真展2024」(会期7/4~7/8)の会場に伺いました。今回で33回目を迎える同写真展は、二科会写真部会員の藤森順二さんが主宰するクラブ展で、会員それぞれの個性で撮られたカラーやモノクロの作品が、複数枚の組写真形式で展示されていました。撮影者のエネルギーが感じられた展覧会でした。
2024.06.30
6月も今日で終わります。早いもので2024年も半年が過ぎようとしています。「1月1日の能登半島地震」に始まり、「局地的・集中豪雨と線状降水帯」、また、全国的な「梅雨入りの遅れ」や「30度超えの異常気象」等々、地球規模の様々な現象に直面する場面が増えています。残りの半年はどうか平穏な流れであることを願っています。
2024.05.24
本日から5/27日まで、茅野市民館市民ギャラリーで開催の「眩影会写真展」(永田光弘代表)を訪問しました。永田さんはこの二月まで二科会写真部長野支部の支部長を務められていた方で、ご自身が主宰のクラブ展(げんえいかい)を毎年同会場で開催しています。10名のメンバー作品は、それぞれの個性を反映し、風景からスナップ、モデル撮影等々、バラエティーに富んだ力作揃いでした。この写真展は、メンバーの方々のこれからの作品づくりに、大きな励みになるものと感じた次第です。
2024.05.18
本日、午後、茅野市民館で開催の「藤森順二写真セミナー」会場に伺いました。私も所有・使用しています、カメラメーカーの機種機能についてのセミナーで、深度合成やライブGND等についての操作方法を、スライドと実機を使って、メーカー関係者から分かりやすく説明をしていただきました。参加された方々にとって、デジタルカメラならではの機能を、十分に堪能することができたセミナーだったと思います。
2024.05.12
明日からの天気の崩れが心配でしたが、本日、田んぼの二番代を済ますことができました。小型のトラクターでの作業のためか、私の技量不足のせいか(おそらくこれが主な要因)、毎回、なかなか均一な仕上がりができずに過ぎていましたが、それでも機械の旋回方法や諸々の手段を変えたりしながら、なんとか無事終了することができました。週末の田植えに向け、今年も一つステップを踏むことができました。
2024.05.05
5月こどもの日、大型連休もあと2日となりましたが、田んぼはこの3日に導水路に水が入り、17~18日には田植えを行う予定です。暑い日が続き、今年も川の本流に水が少なく心配ではありますが、昨年、5月・6月と豪雨による流木の他、流れ着いた堆積物等で難儀したこともありますので、今後の天候には益々悩まされそうです。
2024.04.04
本日、フォトマスターEXの合格証書とカードが届きました。カードの日付が2024.04.01とありましたので、自己紹介欄での取得日の表記を訂正させていただきました。また、本日、早朝より山梨県方面に、桜の撮影に出向きました。朝方は曇っていましたが、次第に晴れ間ものぞき、まずまずの日和でした。北杜市の神代桜など、平日でしたが人出も戻ってきた感がしました。
2024.03.23
春分の日の降雪に続き、本日も朝から雪が降りました。春の雪は暖かさからすぐ解けると思っていたら、雪かきをするほどの様相です。昨日、春分の日に行けなかった墓参りに行けて、本当によかったです。ところで、今週、私にとってうれしい連絡が届きました。このHPでも記載させていただきましたが、コロナ禍の中、挑んでおりましたフォトマスター検定で、1級取得後に更にその次の「EX認定」を受けるべく応募していましたが、この度、合格の通知をいただくことができました。提出物は小論文のほか、写真関連経歴や提出作品など多くにわたりましたが、自分自身を見つめなおす良い機会にもなりました。
2024.02.23
未明からの降雪で、久しぶりに雪かきをしました。それにしても例年の感覚では読めない気象状況が続きます。降雪はまだ2月ですので普通と言えばそうですが、数日前まで二十℃近くまであった気温が、いきなり一けた台になり、雪まで降るとは・・・。今更ながら気候変動を身近に感じた次第です。
2024.02.19
先週の土曜日、私も所属する長野県写真連盟(信濃毎日新聞社事業局事業部内,加盟クラブ49,クラブ会員429名,個人会員36名)の役員会が、松本市で開かれました。昨今のアマチュア写真団体の懸案でもある、加入者の高齢化によるメンバー減少と、人との関りを煩わしいと感じる向きもあるのか、若い方の参加が少ないことなどが話題に上がりました。スマホ等で写真を撮られる人は増えていると思いますが、写真の集まり(団体)への若い方の参加が見込めないことは、非常に残念です。個々では味わえない写真の面白さを少しでも感じてもらえるよう、できる範囲内ではありますが、今後の連盟の活動等に協力していく思いです。
2024.01.01
新しい年を迎えました。本日、16時過ぎにPCに向かって仕事をしていたところ、北陸を震源の緊急地震速報が入りました。こちらでも震度4の揺れで、かなり長く続きました。テレビ等でも規模の大きさを伝えていましたが、北陸地方へは撮影で何度か訪れていて、知人もいますので他人事とは思えません。みなさんご無事であることを祈ります。
2023.12.31
2023年もあとわずかとなりました。来年が良い年になりますよう祈ります。だるまへの年初書きは、恒例の「健康と家内安全」です。
2023.12.21
今年もあと10日ほどになりました。一年も振り返ればあっという間に過ぎてしまった感じすらあります。シリーズとして今まで2回発表をしました「ふるさとの風物詩」ですが、この12月から第三段としての取り組みを始めました。詳細は後日、きたるときにお知らせする予定ですが、撮影も順調に進んでおります。まとまった後、写真展なり作品集として発表したいと思います。
2023.11.16
いよいよ冬シーズンの到来です。最低気温は一けた台になり、ちらほらと氷点下を表示するころとなりました。ついこの間までの気温の高さから、急激にいつもの冬の様相となりました。いや、平年より厳しい冬になるかもしれません。体調管理はもちろんですが、日々の暮らしにおいても、想定外の気候変動に対応していかなければならないと思うと少し気が重いですが、仕方ありません。2023年も残りひと月半です。
2023.10.14
写真とは少し話題がそれますが、この11日に藤井聡太棋士の八冠達成のニュースがありました。いつかは達成されるとは思いましたが、まさかこんなに早くとは思っていませんでしたので驚きました。それにしてもすごいことだと改めて感じています。私自身今年、アマ参段をいただいたこともあり、少なからず気になっていましたので、関連する報道は見ております。自身について、今後、上の段への昇段が叶うときがあれば、是非、免状の署名が八冠のときでと願うものです。
2023.10.09
10/7に第73回写真県展表彰式が長野市であり、賞状プレゼンターの一人として出席しました。ここ数年続いたコロナ禍の流れから、今年は以前の表彰式に戻ることができ、会場となった信濃毎日新聞社本社2階には、大勢の受賞者のみなさんが参集しました。表彰式終了後、入賞作品の講評会も開かれ、今回から二ヶ所に設置のスライド幕に大きく投影された受賞作品を見ながら、選者の一人、板見先生による講評に耳を傾けていました。撮影時の様子など受賞者の声も聞くことができ、有意義な一日となりました。
2023.09.24
先週の金曜日に叔母の葬儀があり、前日のお通夜から当日の火葬、葬儀告別式まで参列しました。亡くなった母の姉ということもあり、私が子どもの頃は何かにつけお世話になったことが思い出されました。近しかった人たちが、時間の経過の中で一人、また一人といなくなりました。
2023.09.09
昨日(9/8)二科会写真部展の授賞式等が東京プリンスホテルを会場に開催され、南信地方の支部員13人で展覧会見学方々、出席しました。ここ数年新型コロナの影響で、開催されなかったり、若しくは規模を縮小しての開催でしたが、今年はほぼ例年通りの形態で開催されました。久々にお会いした方もいて、しばしの時間、楽しいひと時を過ごすことができました。なお、第71回二科会写真部展は9/6~9/18の間、国立新美術館で開催されています。1F絵画部奥のスペースには、「二科チャリティコーナー」も設けられており、私も1点出品させていただいておりますので、よろしければこちらにも、お寄りいただければと思います。
2023.08.28
8/26~8/27写真県展の審査会が、長野市の信濃毎日新聞社において行われました。私も主催者側の写真連盟役員として、審査に立ち会いました。全国的にもコンテスト応募数が減少傾向のなか、今回、応募者数944名、3,876点の応募作品があった同展は、長野県の写真愛好家の支持で支えられています。応募者も70代・80代の方が非常に多く、中には90超えの方も見受けられましたが、作品は皆「一写入魂」の年齢を感じさせないものでした。写真県展に限らず、もっと若い方たちに参加してもらえるには、どうすればいいのかをあらためて考えさせられました。
2023.07.31
昨日(7/30)、晴天の下、予定されていた「二科会写真部長野支部創立40周年記念モデル大撮影会」が、無事、成功裏に開催・終了することができました。連日の30度超えの酷暑の中でしたが、モデルさん3名には素晴らしい働きをしていただき、参加された方々も久々の一流モデルを配しての撮影会に、しばしの間、暑さを忘れてシャッターに集中していました。機会をみてあらためて当日の様子を掲載したいと思います。
2023.04.21
近年はコロナ禍の中、家にいる時間もたくさんありましたので、写真のスキルアップにネットでレタッチ等の講座を受講したり、他の分野にも関心を持って過ごしていました。その中で、将棋は子どものころから指し方は知っていましたので、新聞欄の段位認定問題に投稿もしていました。結果、なんとこのほど日本将棋連盟から「将棋参段ヲ允許ス」をいただくことができました。本日、和紙に書かれた免状が届きましたが、佐藤会長、渡辺名人に連なり、藤井竜王の直筆の署名がありました。写真以外に楽しみながら脳を鍛えるひとときでもあります。
2023.03.19
一昨日、所用で東京に行った帰りに、国立新美術館で開催中の「ルーヴル美術館展」に立ち寄ることができました。愛を描くと題した展示作品は、ヨーロッパの重厚で華麗な香りを感じるものでした。まだ10代から20代前半のころ、絵画にも興味があった私は、テレビでレオナルド・ダ・ヴィンチのドラマを見て、スマホやビデオ等もまだ普及していない時代でしたが、劇中に口ずさんだ歌をカセットテープに録音して、余韻を楽しんだりしたことを覚えています。1974(昭和49)年に初めて日本に「モナリザ」が来るということで、東京国立博物館に見に行ったことがあります。当時は長蛇の列に押され、ほんの十数秒しか対面できませんでしたが、あの時の状況は今でも鮮明に記憶に残っています。 東京近郊の方は、こういう機会が身近にあって羨ましくも思います。
2023.03.16
気温も上昇、すっかり春めいてきたこの頃、家の近くには「ヒヨドリ」が梅の小枝に頻繁に飛来してきます。巷では桜の開花が聞かれますが、庭の梅の花は未だ蕾の状態です。それでも日中は15~16度に気温も上がっていますので、もうしばらくで開花しそうです。春のこの時期、木々や生き物が活発に動き始め、活力を与えてもらっています。
2023.01.01
新しい年を迎えることができました。わが家では、例年、だるまの後書きに入れる言葉の一つに「無病息災」があります。今年も購入の折には書き入れたいと思います。
2022.12.31
2022年の大みそか。自身を取り巻く環境にも大きな変化があった一年でした。何をしてもしなくても、時間はどんどん過ぎていきます。来年もその「時間」を意識して、身の丈にあった生き方ができればと思っています。
2022.12.18
本格的な寒波到来。今朝未明から降雪があり、午前中雪かきをしました。例年、クリスマス前に降ったり止んだりを数日繰り返し、クリスマス過ぎに降る雪は寝雪になるという、ここ数年での感覚でしたが、今年はどうなることでしょうか。ならばであれば、年内くらいは積雪にならなければよいのですが、自然が相手ですので、なったときに考えます。昨日のTVでも「明日できることは今日やるな」云々と・・・。
2022.12.14
ふたご座流星群を見ることができました。今日、夜半から明日にかけてが活動のピークになるということで、22時過ぎに防寒対策をして出現を待ちました。近視の目には薄流れの流星は見つけにくかったのですが、それでもはっきり確認できた流星もありました。皆既月食のときもそうでしたが、寒空のなか天を仰いで遠くの星を眺めていると、空の広大さを改めて感じました。とてつもなく遠くに星があることも・・・。
2022.11.03
10月26日私の母が96歳(享年97)で亡くなり、葬儀・告別式を11月1日に近親者にてつつがなく執り行うことができました。親戚や義父等での葬儀の機会は今までもありましたが、101歳で健在の父も含めて、実親の葬儀は初めてでしたので、思うところも違いました。より身近な人が亡くなっていくという現実を、間近に接し感じたことは、いつかは自分も辿っていくことだと・・・。それまでは精一杯残りの人生を生きていくことだと、あらためて思った次第です。棺には今年とれた新米を家族の写真と一緒に供えることができました。合掌
2022.09.10
昨日、三年ぶりの開催となる「二科会写真部展表彰式」に諏訪地方の写真仲間とともに出席することが叶いました。今年もコロナの影響で、総会や懇親会は中止となりましたが、表彰式は開催の運びとなり、この時期の展覧会観覧(国立新美術館)と併せて楽しみにしていたメンバーとともに、感染対策をしたうえで臨むことができました。展覧会場はコロナ前に比べると人出は少なめでしたが、反面ゆとりをもって鑑賞することができました。大伸ばしされた作品群は、写真集で見るのとはまた違って、迫力と、プリントならではのきめ細やかな美しさが感じられました。見に来てよかったと率直に思いました。コロナ禍は、まだまだ先が見通せない状況ですが、今展覧会や表彰式の 開催に感謝しています。
2022.08.20
記事ボックスでも一部掲載しましたが、8月18~19日に南会津地方を撮影してきました。主は「桧枝岐歌舞伎」でしたが、前後で茅葺屋根が残る景色にも寄らせていただきました。 私の生まれ在所近くでも20代頃までは茅葺屋根の民家があって、実際撮影等させていただいたことがありましたが、いまだ現役で生活に使われていること自体、すごいことだと感じました。葺き替えの茅葺の材料や職人の方々が見つけにくくなっていること等に加え、日々の維持管理に相当の人手間を割いておられることと思いました。また、都市部だけでなく私たちが住む地方でも、ご先祖様のお墓は、どちらかと言えば遠くの辺に設けられているように感じていましたが、ここ南会津では、民家のすぐ近くに設けられていて、ご先祖様との距離の近さみたいなものをより強く感じた次第です。人当たりの良さを含め、温かなもてなしを実感した撮影旅でした。
2022.07.21
わが家の夏の恒例作業と言えば「畦畔等の草刈り」。田んぼの出穂前にカメムシ防除対策として行っていますが、昨日の作業中、私の携帯が鳴り出たところ、職場在職中だったころの元同僚で後輩のM君からでした。懐かしさもあり作業終わりの午後、喫茶店で会うこととしました。彼は来年定年を迎えるとのことでしたが、頭髪に白いものが増えた以外は、当時と変わらない様子でした。私も退職から6年が過ぎていましたので、連絡してきた理由を尋ねたところ、今から30年以上前に二人で旅行した折に、私が彼を撮影した屋台でのスナップ(ポートレート風)写真が見つかったので、懐かしさもあって電話したとのことでした。写真は2L版のモノクロ写真で、屋台の雑踏の中、自然光で撮影した写真でしたが、箱に入っていたとのことで保存状態もよく、退色もしていないきれいなプリントでした。当時私は日常でも旅行先でも、ISO400のモノクロフィルムを装填したカメラで写真を撮っていて、撮影後は暗室作業でプリントし、気心の知れた人には差し上げたりもしていましたが、大概はそんなに大事には扱われてはいないだろうなと、自分自身で勝手に思っていました。この写真は彼の奥様もお気に入りの写真とのことで、内心「いい仕事したな」とうれしく思いました。ひとときの時間、お互いの近況等を話し、またの再会を約束して帰りました。年を重ねるにつれ、老いを身近に感じるようになりましたが、これからも記録を通じて記憶に残る写真を撮り続けていきたいとつくづく実感した時間でした。
2022.07.15
私が二科会写真部の会員に推挙された翌年の2013年に、正式に設立した楽々写真会が今年設立10周年を迎えます。これを記念して「楽々写真会設立10周年記念大撮影会」をクラブ行事として行います。ポートレート撮影を通じてクラブ員の写真力向上を図れればとの思いと、10年続けてこられたクラブへの感謝の気持 ちが形になればとの思いからです。後日このホームページでご報告させていただきます。
2022.07.15
本日、(一社)二科会写真部のホームページに第70回二科会写真部展の入賞・入選者の発表と、2022年度の会員・会友推挙決定の公式発表がありました。当クラブからはA単写真部門に2名が入り、そのうち1名が奨励賞に入賞することができました。また、今年度の会友推挙で長野支部からは3名が推挙され、内1名は楽々写真会のメンバーでした。今後の写真活動に期待します。
2022.07.01
「集団こまくさ写真展2022」が、茅野市民館市民ギャラリーで6月30日から7月4日まで開かれており、7月1日に会場に伺いました。今年で31回目の展覧会になるとのことで、出品者のみなさんは、サイズもレイアウトもそれぞれ工夫され、思い思いのテーマで展示されていました。2022年の御柱祭を丁寧に取材されたモノクロ写真群や、全倍サイズでの山岳写真など迫力と個性がちりばめられた展覧会でした。主催者の藤森順二さんは「赤色」をテーマにしたものと、フィルムからデータ起こしをしてプリントした心象テーマの作品群を展示されていました。いずれも「藤森調」と呼ばれる氏独特の感性の写真群でした。会場は一点ごとに足を止めて熱心に見入る方も多くいました。 未だコロナの終息が見えない現状ですが、作品発表の動きは確実に戻り始めていると感じた次第です。
2022.05.28
二科会写真部会員の永田光弘さんが主宰する「眩影会」の2022写真展を拝見するため、初日の5月27日に会場である茅野市民館市民ギャラリーを訪問しました。A3からA2にプリントされた作品群は、スナップからネイチャーまで、出展者それぞれの個性が込められた素晴らしい展示でした。なお、会期は5/27~5/30までです。まだコロナ禍の中ではありますが、会場には熱心な写真愛好者のみなさんが来場されていました。
2022.05.23
天候を気にしての田植えも無事終わりました。これから稲刈りまで、およそ4か月にわたる米作りが始まります。田んぼに水が張ると一斉にカエルの合唱が始まり、それらを餌にする鳥たちも訪れます。悠然と流れる自然の移ろいを肌で感じるひとときでもあります。
2022.04.12
ここのところの真夏並みの暑さで、草木が一斉に花を咲かせてきています。水仙は言うに及ばず、近くの川の土手沿いに植えられている桜も満開を迎えています。遠くに行かなくても、また名勝地でなくても、身近なところで花々を愛でることができます。コロナ禍の中において安らぎの空間となっています。
2022.03.30
早いものでこのホームページを開設してから、今日で丁度2年が経ちました。身の回りの状況等を含め気ままに掲載してきましたが、ときの流れは変わらず流れていきます。特に最近、一日が速く感じるのは年のせいかもしれません。ほかのSNSのように、頻繁な更新が苦手な私にとって、ホームページの使い方がちょっと違うかもしれませんが、ちょうどいい情報発信アイテムになっています。これからも自分ペースで発信していきますので、よろしくお願いいたします。
2021.11.30
本日付けの長野日報新聞に、私の「新ふるさとの風物詩」の紹介記事が載りました。早速反響があり、現役の折にお世話になった方や元職場の同僚等から電話やメッセージをいただきました。懐かしくもあり、うれしい気持ちでいっぱいです。
2021.11.29
第27回(一社)二科会写真部長野支部公募展が無事終了しました。最終日の26日には、茅野市民館内のカフェ・アンダンテで表彰式が行われ、およそ60名が参加しました。今回は、新型コロナ禍の中で行われたこともあり、例年のような祝賀会はありませんでしたが、予防対策を施す中で、公募展等に応募するにあたってのアドバイスや撮影に関してのミニレクチャーがあり有意義な時間となりました。
2021.11.24
11月12日に開かれた諏訪写真連盟役員会において、昭和58年(1983年)前身となる諏訪湖周辺カメラクラブ連絡協議会から始まって、昭和60年(1985年)から名称を「諏訪写真連盟」と改めて活動を続けてきた本会の閉会が決まりました。38年を経て、当初からの目的であった地域写真文化の発展向上に寄与することが概ねできたことや、高齢化等による事務局の存続が困難となったことなどが主な理由です。これにより2019年まで33回続いた「諏訪写真展」も終了となります。盛況時は中央から先生をお招きして年3回の合同例会を開催したり、モデルによる撮影会の開催等、参加した写真クラブ員の写真づくりに果たした役割は大きいものがありました。私も当初から参加させてもらいましたが、振り返ってみて得るものは多かったと思う次第です。
2021.11.06
Project S について、もう少し続きがあります。
2021.11.01
第27回一般社団法人二科会写真部公募展長野会場が、10月31日無事終了しました。新型コロナ禍の影響からか来場者数は例年には及びませんでしたが、二年ぶりに開催できたことは素直に喜ぶべきと感じました。ご来場された方々が、熱心に作品を見てくださったことに感謝申し上げます。次の会場、茅野市民館(11月23日~28日:但し24日は休館)開催でも感染症対策に十分対応していますので、大勢の皆様に安心して見ていただきたいと思います。
2021.10.26
Project S現在の状況をアップしました。 本日、写真集「新ふるさとの風物詩」が、発刊となりました。
2021.10.04
Project S現在の状況をアップしました。
2021.09.21
Project S現在の状況をアップしました。
2021.09.03
過日、第71回長野県写真県展の審査が終了し、8/31付新聞紙上で入賞・入選者の発表がありました。楽々写真会からも1名が特選5席に、2名が入選を果たしました。
2021.08.14
Project S現在の状況をアップしました。
2021.08.03
Project S現在の状況をアップしました。
2021.07.19
第68回二科会写真部展の発表がありました。詳細は「楽々写真会について」のページをご覧願います。
2021.07.02
Project S現在の状況をアップしました。
2021.06.22
6月19日、諏訪市公民館において、第27回(一社)二科会写真部長野支部公募展の公開審査が二年ぶりに開催されました。前回を上回る417点の応募があり、同会名誉会員の蜂須賀秀紀先生により、入賞32点、入選46点が決まりました。該当者には後日、事務部より通知が届きます。今秋予定されている展覧会も、無事開催されることを願うばかりです。
2021.05.31
Project S現在の状況をアップしました。
2021.04.25
Project S現在の状況をアップしました。
2021.04.16
Project S現在の状況をアップしました。
2021.03.12
Project S現在の状況をアップしました。
2021.02.13
Project Sの現在の状況をアップしました。
2020.12.26
楽々写真会でのカメラハイク第2弾として、12月20日にダイヤモンド富士を撮りに、山梨県の撮影スポットへ出向きました。当日は感染防止対策を心がけながら、参加人数を絞って行いました。天候にも恵まれて雲一つない快晴のなか、7時22分ころからおよそ2分弱の間、富士山頂から上がる太陽を撮影することができました。HP冒頭のスライドにもその折の一枚を載せてあります。
2020.12.19
以前、このHPでも紹介させていただきましたカメラ雑誌の読者モニター当選について、今月発売された「フォトコン1月号」(㈱日本写真企画)に、当選したレンズを使っての私のリポートが掲載されました(168ページ目)のでご覧いただければ幸いです。
2020.12.03
新型コロナ禍の影響で延期されていた「楽々写真会」のカメラハイクですが、感染防止対策に努めながら、去る11月28日に行うことができました。参加者を少人数に絞っての撮影でしたが、有意義な一日でした。撮影は甲州市塩山下小田原上条方面で、重要伝統的建造物群保存地区の風情をしっかりと写し込んできました。
2020.10.27
以前このHPでもご紹介させていただいた、茅野市民館をライトアップ「JAPAN#31PROJECT at茅野市民館」での写真展示が、この10月26日から11月8日まで、同館イベントスペースにおいて開催されています。時間はいずれも9:00~19:00です。 私を含め6名の撮影者それぞれの視点による作品が展示されています。お立ち寄りいただければ幸いです。
2020.10.20
以前、地域新聞の市民新聞グループさんから、諏訪圏内の長野県写真連盟所属写真クラブ員の写真を掲載していただけるというお話があり、「楽々写真会」のメンバー(有志)の写真も10月10日から11月14日にかけて一人1作品づつ掲載されます。 毎週土曜日(初回のみ都合により10月11日の日曜掲載)の「ふるさと四季彩」というコーナーに掲載されますので、ご覧いただければ幸いです。
2020.09.25
第26回(一社)二科会写真部長野支部公募展上位入賞作品が、今日の長野日報朝刊で紹介されました。「写真愛好者の撮影意欲の向上につながるようにと願いを込めて(記事抜粋)」上位21作品の紹介のほか、奨励賞・支部員努力賞・入選については氏名と作品名が掲載されました。
2020.09.17
令和3年2月開催予定で準備を進めてきた「第34回諏訪写真展」が開催中止となりました。過日開催された理事会を経ての決定で「新型コロナウイル感染リスクの回避は困難で今後の見通しが不透明な状況となり、本展に関わるすべての皆様の健康と安全を考慮し、断腸の思いで中止を決断(諏訪写真連盟事務局通知引用)」とのことからでした。33年間継続して開催されてきて、地域の写真文化発展向上にも寄与してきた公募写真展ですが、私も関係者の一人として、この中止決定について、応募を予定されていた皆様並びに関係各位の皆様等々、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げる次第です。
2020.09.03
第70回写真県展の審査が8月29日から30日にかけ、信濃毎日新聞社長野本社で行われました。入選・入賞者の速報は既に新聞発表されています。なお、今年は展覧会は中止となりましたが、受賞作品については、信濃毎日新聞社のHP内で後日公開予定とのことです。
2020.08.09
第70回写真県展の表彰式及び展覧会の内容変更があり、信濃毎日新聞社内にある長野県写真連盟事務局から、加盟クラブ宛に通知がありました。それによりますと、準特選以上の受賞者に限定して、10月10日(土)(予定)に表彰式を開催し、作品講評も信毎HP内特設ページで掲載するようです。また、県内7会場での展覧会は中止となり、受賞作品は信毎HP内の特設ページにて公開される予定です。新型コロナ禍が続く中で、写真を取り巻く環境も大きく変わってきていることを感じました。
2020.07.23
前回、このHPでもご紹介しました、「第26回(一社)二科会写真部長野支部公募展」ですが、過日、審査も無事に終了したことを受け、支部事務部を通じて入賞・入選通知が応募者の皆さんに通知されました。新型コロナ禍の影響で、秋に予定の展覧会と表彰式等は中止となりましたが、作品集は予定通り制作されます。これからも最大限感染予防に努めつつ、これらの写真文化活動が継続されることを願わずにはいられません。
2020.07.01
昨日、所属しています「諏訪写真連盟」の役員理事会が、諏訪市公民館で開催されました。主な議事は令和元年の事業・決算報告・令和2年の予算についてと、今年で34回を迎える「諏訪写真展」についてで、全会一致で承認されました。 特に「諏訪写真展」は新型コロナウイルスの問題でこの先どう状況が変わるかわかりませんが、30数年を経て地域に根差した写真文化を、今年も引き続き継続できることは、事務局の宮阪会長はじめ多くの役員諸兄、並びに後援者各位、応募される写真愛好家のみなさんあってのことだと改めて思った次第です。
2020.06.14
本日、(一社)二科会写真部事務局から「第105回記念二科展及び第68回二科会写真部展」の延期についてお知らせが届きました。新型コロナウイルス感染症拡大防止対策のため、2021年に延期して開催とのことです。審査は今年行いますが、展覧会やそれに伴う授賞式・懇親会・作品集の発行等は来年の9月に持ち越して実施になるようです。毎年、六本木の国立新美術館行きを楽しみにしていた私たちにとって、たいへん残念ではありますが、昨今の状況を考えると仕方ないことでもあります。気を取り直し、今まで通り自身の創作活動を粛々と行っていきたいと思います。
2020.06.07
先週の金曜日、カメラ雑誌の読者モニターで当選したレンズと共に、近在ですが撮影に出かけてみました。訪問したのは昨年NHK等のメディアでも紹介され、一度は伺いたいと思っていた古民家カフェの「指北庵」さん。築110余年の建物をリフォームしてご夫婦で開業されているお店は、古民家の良さを残すなかで、おもてなしの温かさを感じる素敵な空間でした。詳細は後日改めて記したいと思っております。
2020.04.29
今年で68回を迎える「二科会写真部展」の一般公募審査延期のお知らせが、二科会写真部のホームページでニュース掲載されました。新型コロナの影響は、生活面全てにおいて深く覆いかぶさってきています。自分自身、自粛の長期化による気のゆるみが出ないよう、日々、その時々での行動を振り返りたいと思います。
2020.04.16
既にこのページ内でもご案内の第26回(一社)二科会写真部長野支部公募展ですが、新型コロナウイルスの影響拡大により、6月に開催予定だった公開審査を中止して、郵送審査の方法に変更となります。審査員は変わらず蜂須賀秀紀名誉会員にお願いしますが、公開審査を楽しみにしていただいていた皆さんには、ご理解を願いたいと思います。また、今回は、作品集の発行のみで11月に予定されていた展覧会も二会場(長野・茅野)とも中止となります。応募者の皆さんには後日、改めて事務部からご連絡するとのことですので、ご承知のほどよろしくお願いいたします(作品集と入賞・入選作品の賞品は、郵送にてお手元にお届けの予定)。いずれにしても公募展は行いますのでご応募のほどよろしくお願いいたします。
2020.04.05
諏訪保健所管内からも2名の新型コロナ感染者が出たとの情報があり、いっそうの注意が必要となりました。撮影は遠出せず、家の周りで季節の変化を追うこととします。世の中いちばんの踏ん張りどころが来ていると感じています。
2020.04.02
茅野市民館市民ギャラリーで今日から5日まで開かれている、二科会写真部会員でプロ写真家の藤森順二さんの写真展「上諏訪物語」を見に会場に伺いました。昨年秋に開催されたオリンパスギャラリー東京に続いての地元開催の写真展ということで、藤森さんの独特な視点で丁寧に切り取られた数々の場面は、懐かしい状況とともに、それらを見つけたときの驚きが率直に伝わってくる作品群でした。
2020.04.01
朝から天気がぐずつき気味の4月スタートとなりました。ニュースは「コロナ」一色です。くれぐれも手洗い・うがい・消毒等々忘れずに、また、人混みをできるだけ避けながら、個人でできることは守りつつ、早い終息を願うのみです。
2020.03.30
ホームページを開設しました。

11月 二つの写真展を見学

わが家の農作業等も一段落して、少し時間もできました。東京に行く機会がありましたので、気になっていた写真展を見に行ってきました。一つは、東京都写真美術館で開催中の「巨匠が撮った高峰秀子写真展」(会期:11/9~12/8)と、もう一つは銀座えすぱすミラボオで開催中の、米山悦朗さんの写真展「虚と実の間で」(会期:11/11~11/16)です。
東京都写真美術館での写真展は、美術館案内によれば、大女優「高峰秀子さんの生誕100年プロジェクト」の一環として、巨匠8人(土門拳、木村伊兵衛、林忠彦、秋山庄太郎、大竹省二、早田雄二、操上和美、立木義浩)の各先生方がそれぞれの視点で撮られた作品を、今回、一堂に集めて企画展示をしたということです。
私事になりますが、二科会写真部に支部員のときからお世話になって48年以上たちましたが、同部創立会員の林、秋山、大竹各先生には、これまでの例会等で直接ご指導をいただいたこともありました。同じく創立会員の早田先生には直接お目にかかったことはありませんでしたが、今回の企画展で作品を拝見することができ、良い機会でもありました。各作品に添えられた撮影者と高峰さんのコメントは、ポートレート撮影でのヒントにもつながるような内容であり、興味深く読ませていただきました。
もう一つの写真展、米山悦朗さんの「虚と実の間で」は、哲学的とも聞こえる不思議な題名に興味がありました。米山さんは、私と同じく二科会写真部の会員でもあり、現在は本部の監事としてもご苦労いただいている方です。本作品展は、レタッチ合成での作品を主に展示されたということで、写真展の題名に合点と納得がいきました。
合成と言われなければわからないほどの仕上げの丁寧さで、レタッチ技術の高さを強く感じました。ご本人の写真展を拝見するのは今回が初めてでしたが、私が今まで知らなかった米山さんの作品づくりでの一面を、新たに見ることができたようで有意義な写真展でした。また、コピー機を活用しての作品づくりなど、新しい取り組みにも挑戦されていて強いバイタリティを感じました。
この時期の日照は午後4時半近くで終わりますが、これらの写真展を見れたことで、今日は帰路も何か明るい気持ちになることができました。

2024.11.12 東京都写真美術館

2024.11.12 東京都写真美術館

2024.11.12 JR恵比寿駅ホーム看板

2024.11.12 えすぱすミラボオ「米山悦朗さん写真展」

8月残暑続きの日々

8月、まだまだ異常なほどの暑さが続いていますが、所用で東京に行くこととなり、その折に寄りたかった写真展を見ることができました。一つは、森タワー52階東京シティビューで開催中の「ポール・マッカートニー写真展」です。言わずと知れたビートルズのメンバーのポールさんが、日常や公演の合間等にスナップした写真の中からの作品群です。撮影から60年という時間を経ても、その場の臨場感や空気感が見る者にひしひしと伝わってきました。撮影された年代が1963~1964年ということですので、当時、私はまだ7~8歳で、ビートルズに関して関心も薄かったこともありました(その後十分に知り得ましたが)。会場に来て、これらを撮影した時のカメラが、愛用されていたペンタックスSVであるとの展示を見たとき、なぜか更なる親しみが湧いてきました。私が初めて自分のカメラを手にしたのが、アサヒペンタックスシリーズのESⅡだったからです。モノクロと一部カラーでの展示作品は、時を超えてスナップ写真の醍醐味と、記録性としての写真本来の力強さをまざまざと私に感じさせてくれました。なお、会場は一部を除き写真撮影OKとのことでしたので、このHPでご紹介させていただきました。
さらにもう一つ、同日、フジフイルムスクエア写真歴史博物館で開催中の<有田泰而(ありた たいじ) 「First Born展」>の会場に伺いました。ご家族を写された写真群は、日常で見られたであろう温かさが、見る者に伝わってくる作品の数々でした。

2024.08.23 ポール・マッカートニー写真展

2024.08.23 ポール愛用のペンタックスSV(同機種)

2024.08.23 ポール・マッカートニー写真展

2024.08.23 ポール・マッカートニー写真展

08.13 お盆の迎え火

お盆の迎え火を行いました。信州では一般的に白樺の皮を燃やし、盆様を迎える風習があります。この皮は油分が多く含まれているので、火力もそれなりに強く、黒い煙が上がります。うちでは、「盆様、盆様、この明かりで来ておくれ」と言いながら、おんぶの格好をしつつご先祖様を迎え入れています。16日の送り火までの4日間、しばしご先祖様を偲ぶ期間でもあります。なお、燃やした白樺の皮は、消火を確認した後、しっかり後始末をしています。

2024.08.13 お盆迎え火

2024.08.13 お盆迎え火

2024.08.13 お盆西の空

梅雨明け(関東甲信)とニッコウキスゲ

今日18日、平年より1日早い梅雨明け宣言が、気象庁からありました。但し、梅雨が明けてもまだまだ突然の降雨はありそうです。
三連休が終わった今週、久しぶりに霧ヶ峰のニッコウキスゲを見に行きました。関係者の話では、今年は当たり年とのことでした。現地は自宅から40分ほどの距離ですが、早朝でしたので交通もスムーズでした。標高1800Mの車山肩は、この時期でも朝夕は寒さが残っています。ニッコウキスゲ植栽エリアには、溢れんばかりの花々が咲き誇っていました。これだけの広さのなかで、毎年開花させ続けることは、関係者のみなさんの日ごろの並々ならぬ管理努力があってこそのものと、黄金色に輝く花を見て思いました。

2024.07.18 霧ヶ峰ニッコウキスゲ

2024.07.18 霧ヶ峰ニッコウキスゲ

2024.07.18 霧ヶ峰ニッコウキスゲ

2024.07.18 霧ヶ峰ニッコウキスゲ

井戸尻遺跡の蓮

今年も井戸尻遺跡の蓮池に、蓮の花を観に伺いました。この蓮池は、標高およそ900メートルに位置する富士見町境にあります。連日暑い日が続いていますが、この場所は日が差すまでのひととき、ひんやりと涼しく、存分に撮影をすることができました。帰宅途中、富士見駅前の「朝喫茶ちっと」で朝ごはんをいただきましたが、地方で早朝から開いているお店は非常にありがたいです。コンビニにはない温かさと落ち着きがあります。なお、蓮の花の撮影は、日が差し込む前の5時ころから7時ころまでが丁度いいです。

2024.07.09 井戸尻の蓮

2024.07.09 井戸尻の蓮

2024.07.09 井戸尻の蓮

2024.07.09 井戸尻の蓮

梅雨模様

例年より遅い梅雨入りから早2週間以上となりましたが、信州諏訪地方は、いつもより降水が少なく、連日の暑さで閉口した毎日を過ごしています。そのなかで、恵みの一雨でしょうか、一時間ほど降雨がありました。降れば降ったで災害になり、余りに降らなすぎると水不足になるなど、自然に「丁度良い塩梅」はありませんが、庭木の紫陽花や畑の野菜にはよいお湿りとなりました。

2024.07.06 梅雨の一降り

2024.07.06 梅雨に紫陽花とゆりの仲間

2024.07.06 紫陽花に一降り

夏至の恩恵

今年、6月21日は昼の時間が一年中で一番長い「夏至」になります。併せて当日は例年に比べてもかなり遅い「梅雨の入り」(関東甲信越)にもなりました。午前中は、小雨交じりの天候でしたが、夕方近くは晴れてくれました。
ここのところの高温続きで、畦畔の草がだいぶ伸びてきましたので、午後5時から7時まで草刈りをしましたが、「夏至の恩恵」か、夕方の時間を有効に使うことができました。この時期、朝4時半頃には日の出になり、19時ころまで十分に明るいため、外の作業は大いに助かっています。

2024.06.21 夏至

2024.06.21 夏至

2024.06.21 夏至

新しい訪問

田植えが終わり3週間ほどが過ぎましたが、田んぼに新しい訪問がありました。アオサギはよく見かけますが、今日はゴイサギと思われる鳥に出会いました(種類が間違っていたらごめんなさい)。圃場をゆっくり歩いては、カエルなどを捕食していました。植物だけでなく、動物(鳥)たちも活発に活動する時期になりました。昨今の気象予想だと、今年も暑い日が続き、天候不順な日もありそうですが、しっかりと過ごして行きたいと、これら鳥たちの行動からも思いました。

2024.06.09 田んぼにゴイサギ

2024.06.09 田んぼにゴイサギ

2024.06.09 田んぼにゴイサギ

5月 写真展を見に伺いました

所用で東京に行った折に、エプサイトギャラリーで開催中の「東京写真月間2024 写真の力で伝えよう SDGs」に立ち寄ることができました。写真展の作品のなかで、富山県の長田達明さんの「魚津埋没林ー沈黙からの目覚め」は、「およそ2000年前に流出の土砂が杉の原生林を埋めて、海面の上昇によってその姿になった」と、写真集のあとがきに書かれているように、千年単位の時を経ての自然のすごさを丹念に記録した作品でした。同じ信越・北陸ブロックで、二科会写真部会員でもある長田さんの丁寧で的確なカメラワークで撮られた作品群をじっくりと鑑賞させていただくことができ、よい時間を過ごすことができました。なお、館内は写真撮影OKの案内表示がありましたので、このHPで紹介させていただいた次第です。

2024.05.27 エプサイトギャラリーにて

2024.05.27 エプサイトギャラリーにて

今年もお目見え

田植えが終わった田んぼに、早速の来客がありました。代かきのときから幾度となく飛来していたアオサギが、水が張った田んぼに降りたち、カエルやドジョウなどを捕食していました。苗が伸びるまでのしばらくの間、折に触れて訪れることでしょう。

2024.05.18 田んぼにアオサギ

2024.05.18 田んぼにアオサギ

田植えシーズン到来

天候にも恵まれ、わが家のお田植えを大方終了することができました。亡義父から使われている田植え機での作業ですが、途中、機械の不具合もなく、今年もつつがなく作業ができました。後日、多少の植え直し等がありますが、昨年誕生の孫に、たくさん美味しく食べてもらおうと、いつになく張り切って仕事をしました。

2024.05.17 わが家の田植え

2024.05.18 わが家の田植え

4月 二つの写真展を見ることができました

所用で東京に行く機会があり、時間が空きましたので、都内で開催の写真展を見に行くことができました。一つはFUJIFILM SQUAREで開催のアンセル アダムスの写真展で、もう一つは東京都写真美術館で開催の木村伊兵衛(写真に生きる)展です。それぞれ異なった内容の展覧会ですが、私にとっては写真を始めた50年ほど前から、憧れでもあったお二方の展示でした。デジタルカメラに切り替える16年ほど前まで、暗室作業に没頭していましたので、アンセル アダムスの諧調の整った素晴らしくきれいな写真にも興味があり、ゾーンシステム等の関連書籍等を購入しては、見様見まねではありますがプリントしたこともありました。今回、初めて生プリントを見て、50年以上前にこれだけのプリントをされていたことに驚きを感じました。また、木村伊兵衛さんの作品も、現在のカメラやフィルムとは性能が大きく異なる当時、これだけの作品を生み出されていたことに、大きな感動とともに、あらためて尊敬の念を持ちました。二つの写真展ともに見ることができて、幸せな一日でした。

2024.04.09 東京都写真美術館

#森山大道 TOKYO 写真展見学

3月26日、所用で東京に出かける機会がありました。その折、会場近くで森山大道先生の写真展が開催されていることを知り、展覧会場の「AKIO NAGASAWAギャラリー」に立ち寄りました。
遡ること18年ほど前に、長野県写真県展の審査員として来県され、審査をしていただいたことがありました。
私にとって、先生の作品は雑誌や写真集等では拝見したことがありましたが、プリント展示に接するのは初めてでしたので、今回、良い機会でした。写真県展の審査の折に見られた独特の視線が、展示作品からも強く感じることができました。
当日はあいにくの雨模様でしたが、見学することができた満足感で清々しくもありました。なお、会場受付に「写真撮影OK」の表示があり、受付の方からは、できればハッシュタグ「#」を付けてくださいとのお話もお聞きしましたので、私の思い出も含め、ご案内させていただいた次第です。

2024.03.26 TOKYO

2024.03.26 TOKYO

2024.03.26 TOKYO

春分の日・降雪

3月20日「春分の日」、未明からの降雪で辺り一面が雪景色となりました。春のお彼岸でお墓参りを予定していましたが、少し延ばすことにしました。それにしても20度近くまで気温の上昇があったと思ったら、思わぬ降雪等々、気候変動を身近に感じることが多くなりました。

2024.03.20 春分の日・降雪

2024.03.20 春分の日

2024.03.20 春分の日・降雪

2月の雪

年末から年始と、こちらでは例年に比べ雪が少ないと思っていた矢先に、昨日から今日の午前中にかけての降雪、2度に分けて雪かきをしましたが25cm以上は積もったようです。信州に住んでいますと、そうは言っても雪への対策は心得ているつもりですが、昨今のニュースを見ていると都会は大変な様子、可能な限り「不要不急」の外出は避け自然の脅威に向き合いたいと思います。

2024.02.06 2月の雪

2024.02.06 2月の雪

2024.02.06 2月の雪

大晦日の降雨と三度目の正直

最近までの記憶だと、私の住んでいる地域は12月中旬ころに雪がちらつき、クリスマス辺りに寝雪になるような降雪か、若しくは12月までは余り雪がなくて、1月に入ってから本格的に降るということが多かったのですが、今日の天気は未明からの雨。大晦日の雨には少々驚いていますが、朝の冷え込みも緩んで起床は楽でした。それにしても、これらの降雨も地球温暖化の影響でしょうか。心配ではあります。来る2024年が気候的にも平穏であってほしいものですが・・・。
ところで、3年前から挑戦していたことがありました。公益財団法人国際文化カレッジが主催している「フォトマスター検定」です。趣味で始めた写真も来年でかれこれ50年近くになりますが、写真雑誌を見ながらの自己流で通してきましたので、色々と撮影経験はしていても知らないこともいっぱいありました。コロナ禍だったこともあり、この機会にカメラの知識等を再確認できればとの思いから挑戦してみました。
テキストと過去問を購入して臨んだ1級の1回目、80問、80分の試験で、11分のペースでと予習も積んだはずでしたが、試験会場の雰囲気にものまれて、最初の20問で30分もかけてしまい、とにかく最終問題までたどり着くことだけでアップアップの状態でした。結果、案の定不合格でした。身をもって感じたのは、問題を甘く見ていたこともありますが、自身の体力的な衰えでした。設問の長文を読む読解力が若い頃より確実に遅くなっていることでした。それらを踏まえ臨んだ2回目は、過去問を主に制限時間内で解くことを試し、且つ、準1級(70問、80分)も併設で受けました。試験会場の雰囲気には1回目より慣れ、準1級、1級とも時間内に最終設問までたどり着け、見直しもある程度できました。その結果、準1級は合格しましたが、1級は残念ながら不合格でした。過去問中心だとまったく出ていない設問や、初めて聞く用語などもあり、これではと3回目は問題集中心に再度のチャレンジとなりました。3回目ともなりますと会場の雰囲気には慣れていますので、以前より平常心で臨むことができましたし、80分の試験時間もある程度見直しも含め有意義に使うことができました。「今回はいけたんじゃないか」という、根拠のない手ごたえを持った次第です。
12月22日のネットでの合格者発表を見て、根拠のない手ごたえが確信に変わりました。率直に嬉しかったです。実は、遡ること20年ほど前、一度受けてみようと考えてみたこともありましたが、試験日が当方の写真の行事と被ってしまい断念した覚えがあります。やっと一つ叶えることができました。

2023.12.31 大晦日の雨

2023.12.31 大晦日の雨

2023.12.31 大晦日の雨

第73回写真県展(茅野会場)始まる

この時期恒例となっている標記写真展が、茅野市民館市民ギャラリーを会場に、この11月24日から11月27日まで開かれています。
10月から県下6会場を巡回しての展覧会で、入選者だけでなく毎年楽しみにされている一般観覧者も多く、例年4日間という短い展覧ですが、毎回大勢のみなさんが訪れてくれています。私も裏方として参加させていただいておりますが、プリント(紙焼き)された写真を見るという機会を、これからも大切に守っていきたいものです。

2023.11.24~ 写真県展(茅野市民館)

2023.11.24~ 写真県展(茅野市民館)

2023.11.24~ 写真県展(茅野市民館)

2023.11.24~ 写真県展(茅野市民館)

お食い初めと初雪

11月18日、初孫の「お食い初め」に東京に行ってきました。出発時にはちょっと怪しい空模様でしたが、道中と日中は天候に恵まれて無事行事を済ますことができました。日に日に成長する孫を見るたびに、ついつい口元とほほが緩んでしまいます。帰宅して驚いたことに、地元茅野では日中、凄く吹雪いたとのことで、道路以外の田畑には雪がかなり残っていました。里に降った初雪でした。170Kmほどの違いでもこんなに気象が違うものだと、あらためて、つくづくと感じた次第です。写真は翌日の朝、記録したものです。

2023.11.19 前日の初雪

2023.11.19 前日の初雪

2023.11.19 前日の初雪

第29回目を迎えた「二科会写真部長野支部公募展」開催

茅野市民館を会場に「二科会写真部長野支部公募展」が、この5日まで開かれています。今年は支部創立40周年でもあり、最終日には表彰式に合わせて盛大に記念式典も計画されています。展覧会場には、支部公募展入賞・入選作品65点と二科会写真部展に出品の会員・会友作品、同じく二科会写真部展で入選した作品30点の計95点が展示されています。いろいろな写真表現をお楽しみいただきたいと思います。

2023.11.01 長野二科公募展(茅野会場)

2023.11.01 長野二科公募展(茅野会場)

2023.11.01 長野二科公募展(茅野会場)

深秋の柿とり

秋晴れの一日、敷地内にある柿の木から柿を収穫しました。今年は猛暑続きで量も例年並みには採れないだろうと思っていましたが、そこそこ採ることができました。例年、見よう見まねでの枝剪定ですが、枝葉が繁茂し過ぎで柿のなり具合が見えにくかったため、今年は思い切って剪定しようと思います。自家用での冬の吊るし柿として200個ほど収穫し、高所で採れないところの柿は、いつものように野鳥たちにおすそ分けの予定です。

2023.10.19 柿とり

2023.10.19 柿とり

2023.10.19 柿とり

田んぼ作業一段落

9月までの猛暑を心配に、10月に入ってから何とか無事に稲刈りが終了しました。これらの影響か、わが家では昨年に比べ、収量が15%ほど減少しました。例年は刈取時期になると雨の心配をしていましたが、今年は夏の初めから暑さと降雨の少なさを心配する状況でした。刈取後の藁束は例年、寒天の圃場用に用いていましたが、今年は畜産農家さんに引き取ってもらい、家畜の飼料等に活用してもらう予定です。「循環型社会」へのささやかな参加です。

2023.10.稲刈りも一段落 

2023.10.稲刈りも一段落

9/1 雲の不思議とカイト

今日、午前中のひととき、南東上空にアーチ状の雲を見ることができました。最初、飛行機雲の変形かとも思いましたが、よく見ると違っていて、自然の織りなす景色をしばし堪能しました。
今年から秋の収穫前まで、わが家に力強いカイトが仲間入りしました。カラスとスズメ対策に、風を受け大いに活躍しています。まだまだ暑さが続く見込みですが、秋の収穫時期がいよいよ近づいてきました。

2023.09.01 アーチ雲

2023.09.01 カイト参上

自家用野菜

自家用消費のために幾らかの野菜を作っています。今年は例年になく水不足で、標高790mの当地においても、連日30度超えの天気が続いています。そんな中、多少形は歪ですが、今年もわが家の食卓を満たしてくれる野菜たち。自然の恵みそのままに、美味しくいただいております。季節の食物を当たり前に食べれるということは、実に幸せなことです。

2023.08.28 自家用野菜

立秋過ぎの虹

早いもので暦の上では既に秋に入りましたが、相変わらず日中の暑さは厳しいものがあります。10日の早朝、日差しがあるなか、通り雨が時々降る状況で、宮川近郊に「虹」が現れました。あまり見かけない位置での出現に、カメラで記録した次第です。この虹は、5時30分前から現れ、実に7時過ぎまでその姿を見せてくれました。位置も近くに立ち上がりがあると思えば、実は遠くから出ているようでもあり、掴みどころがない、まさに自然の不思議さを感じた次第です。

2023.08.10 虹

2023.08.10 虹

2023.08.10 虹

2023.08.10 虹

モデル大撮影会を開催

私が所属している二科会写真部長野支部が、創立から今年40周年を迎えますが、その記念企画として、「支部創立40周年記念モデル大撮影会」を開催します。全国的に不安定な天気が続いていて、諏訪地方も連日酷暑日続きのこの頃ですが、フレッシュな気分で作品づくりができたらと感じています。

2023.07.30 支部創立40周年記念撮影会

今年も見事な蓮が咲いています

今年も富士見町境の井戸尻史跡公園に「大賀蓮」が咲いています。
早朝から午前中を見頃に咲きますが、やはり太陽の日差しが直接花に当たらなく、日の出以後の時間帯(5:00~7:30ころ)までが、見頃でしょうか。信州も日中は連日30℃超えの暑い日が続いていますが、標高900メートル付近に位置する、ここ井戸尻史跡公園にいると、涼やかな風が通り、酷暑からしばし解放されます。

2023.07.17 井戸尻史跡公園大賀蓮

2023.07.17 井戸尻史跡公園大賀蓮

2023.07.17 井戸尻史跡公園大賀蓮

2023.07.17 井戸尻史跡公園大賀蓮

福井県に伺いました

縁あって、二科会写真部福井支部の例会にお邪魔する機会がありました。福井県には何度か撮影でも訪れたことがありましたが、まだまだ目にしたことがないところも多く、支部のみなさんと一緒に、撮影しながら周ることができました。当日は穏やかな日和でしたが、気象条件によっては、ガラッと風貌を変える「雄島」や、朝倉氏ゆかりの「一乗谷遺跡」、福井市内でレトロな雰囲気が漂う商店街など、被写体となる対象も豊富にありました。また、支部長の山内さんをはじめ、支部のみなさんの作品もバラエティーに富んだ個性あふれるものでした。温かな心根に感謝です。

2023.05.27 福井県雄島

2023.05.27 福井県雄島

2023.05.28 一乗谷復原町並

2023.05.28 福井市内

田んぼにアオサギ

5月を迎え、今年もわが家の田んぼが始まります。本日、代かきをした圃場に早速近在のアオサギが訪れ、捕食に動いていました。これから秋の収穫まで、また忙しくなりそうです。

2023.05.05 田んぼにアオサギ

2023.05.05 田んぼにアオサギ

2023.05.05 田んぼにアオサギ

笹離宮再訪(4/29)

昨年、当クラブの撮影会でもお世話になりました「笹離宮」ですが、今年のオープン(4月29日~)にあわせて、再び写真仲間と共に訪問しました。
同園には現在放映中の朝の連続テレビ小説で、主人公のモデルとして取り上げられている植物学者の牧野富太郎博士が発見し命名した「スエコザサ」が生息しています。博士の記念碑とともに、標高1100m以上に位置する同地のさわやかな澄んだ空気のもと、静かに来場者の目を楽しませています。

2023.04.29 笹離宮

2023.04.29 笹離宮「スエコザサ」

2023.04.29 笹離宮

写真展見学Ⅱ(2023.03.25東京)

かれこれ46年以上の親交があります写真家藤森順二さん(二科会写真部会員)の写真展が、東京都千代田区のJCIIフォトサロンで開催中とのことで、中南信地方の写友18名と一緒に観覧に伺いました。「諏訪の街角」ー密と虚実ーと題された作品群は、昭和40~60年代の氏のふるさと長野県諏訪地方の日常等を収めたもので、丁寧に撮られたそれぞれの作品からは、藤森さんならではのするどい目線と優しさを感じました。また、銀塩モノクロでのプリントも味わい深いものでした。ちなみに昭和55年8月の逆立ちの人物は私で、24歳当時の自分と再会を果たすことができました。改めてつくづく若かったなと感じた次第です。帰路の途中に上野動物園に寄りましたが、あいにくの雨降りでしたが、周辺の桜は丁度見頃で、大勢の花見客で賑わいを見せていました。コロナ禍前の日常が戻りつつあるのを肌で感じながら、充実した一日を過ごすことができました。

2023.03.25 JCIIフォトサロン

2023.03.25 会場にて(左が藤森さん)

2023.03.25

写真展見学(浜松)2023.03.23

かれこれ17~18年お付き合いがあり、何度か撮影会にも参加させていただいたことがある旧知の写真家、豊田勝弘さんの写真展が、浜松市のクリエート浜松で開催されています。「京都華色のとき」ー舞妓芸妓季節の中でーと題された写真展は、文字通り美しい京都の四季を通じて織りなす、舞妓や芸妓さんたちの甘美な振舞やしぐさのほか、ふと垣間見せる素に近い表情などを見事に写しとった作品群でした。デジタル時代ならではの大胆にレタッチを施した作品も展示されていたほか、沖縄八重山諸島を取材した作品等も同時展示されていました。

2023.03.23 クリエート浜松(豊田さん)

2023.03.23 クリエート浜松

2023.03.23 クリエート浜松

2023.03.23 クリエート浜松

懐かしい写真に遭遇

最近、実家に置いてある写真雑誌や写真集を整理した折に、懐かしい作品が出てきました。それは2020年の第33回展での開催を最後に惜しまれつつ終了した、諏訪写真展での記念すべき第1回(1988年)展示作品でした。初回はまだ組写真での応募も可能だったため、私の作品は入選でしたが、展示スペースが単写真の入賞作品より広くて目立っていたことを覚えています。作品は当時諏訪を中心に活動されていた「谷勝之助一座」を取材させていただいたときのもので、35年以上たった今でも、作品を見ると往時の様子が断片的ではありますが、思い起こされます。

第1回諏訪写真展作品1988年「出番前」

1月20日 大寒 晴天

2023年の1月20日は二十四節気の大寒。一年で最も寒いと言われる時期ですが、昨年暮れから今年の今まで、私の住む長野県でも雪は少なく、寒さも例年に比べると穏やかで過ごしやすい日々が続いています。1月20日所用があって東京に来ましたので、今、巷でも話題になっている渋谷スカイに寄ってみました。屋上からの眺めは東京が360度に一望できる素晴らしい景色が広がっていました。インバウンドでの外人観光客等もまだ少ない時期でしたので、ゆっくりと天空散策できました。

2023.01.20 渋谷スカイ屋上より

2023.01.20 渋谷スカイ屋上より

今年もあと1日


早いもので今年も残すところ1日となりました。今年もコロナに始まりコロナに終わろうとしていますが、一年という時間の早さに自身の年齢を置き換えるこの頃です。世の中においても災害・紛争等々、数え上げると色々ありましたが、来年はどんな年になるのでしょうか。多くは望みませんが、少なくとも今年よりはよい年であってほしいものです。「流水行雲」、来年の干支「兎」のようにときに臨機応変に跳ねる機会もあるかもしれません。

2022.12.27 遠方に北アルプス

2022.12.27 諏訪湖と八ヶ岳遠望

2022.12.30 富士見町から八ヶ岳遠望

2022冬至

2022年の冬至、一年のうちで昼間が最も短い一日です。所用があって東京に来ましたので、空き時間に東京タワーに上ってみました。最上階の展望台からの眺めは、晴れていれば素晴らしいのでしょうが、あいにくの雨、それでも整然と立つビル群の眺めは幾何学的でもあり、真冬であるのに都会の風景には色彩が残っているなど、地方の景色とは一味違った趣があります。今年の寒波は例年以上の強さとのニュースを聞く中で、新型コロナと同様に寒さ対策も忘れてはいけないと改めて肌で感じています。電車も多少の遅延がありましたが、無事帰宅することができました。

2022.12.22 冬至

2022.12.22 冬至

2022.12.22 冬至

第72回写真県展茅野会場始まる

晩秋恒例の「写真県展」が、ここ茅野市民館市民ギャラリーで11月25日(金)から28日(月)までの日程で開催されています。10月から県下6会場を巡回のこの写真県展も、長野・飯田・佐久の各会場が終了し、後半の茅野・塩尻・上田会場へと移ってきました。新型コロナの影響で一昨年は展覧会が開かれませんでしたが、昨年・今年と、徐々にではありますが、通常に戻りつつあります。展示を含めた会場設営等、多くの写真愛好家の協力があっての写真県展ですが、展覧会に参加している人たちだけでなく、各会場に楽しみで見に来てくださる地域の人たちのためにも、できる限り、この会場での開催が続くよう願うものです。

2022.11.25 写真県展茅野会場

2022.11.25 写真県展茅野会場

2022.11.26 写真県展茅野会場

2022.11.26 写真県展茅野会場

2022.11.08皆既月食と天王星食

442年ぶりと言われる皆既月食中に惑星食が起こる現象を、幸運にも見ることができました。過去に皆既月食は見たことがありましたが、同時に起こる現象を見ることができたのは、今に生きていればこそだと思います。刻々とドラマチックに変わる様子の中で、時の流れを視覚で感じることができた気がしました。442年前の人たちが、この夜空を見て何を思い感じたのかは知る由もありませんが、大勢の人たちが見入ったことだと思います。星空を眺めていると日常の小さな悩みなどは微塵となってしまいます。

2022.11.08 皆既月食の始まり

2022.11.08 皆既月食

2022.11.08 皆既月食と天王星食

2022.11.08 皆既月食の終わり

第28回(一社)二科会写真部長野支部公募展覧会始まる

標記写真展が、長野会場(10/25~10/30:ホクト文化ホール)に引き続き、茅野会場(11/2~11/6:茅野市民館市民ギャラリー)で始まりました。飾付後の会場には、早速、大勢のみなさんが駆けつけ熱心に見ていただくことができました。来年の「2023第71回二科会写真部展」の作品募集・公募規約を受付に置き、応募促進に向けたPRをあわせて行いました。二科会写真部の活動に参加していただける写真愛好者のみなさんに、応募していただければとの思いです。
長野支部は来年、支部創立40周年を迎えます。支部長以下事務部・役員が中心となり、「40周年記念誌」等の制作を行っていきます。

2022.11.02 茅野会場

2022.11.02 茅野会場

2022.11.02 茅野会場

稲刈り無事終了

この時期、天候の変動が激しく、稲刈り作業の見極めに苦労しています。コンバインも大型ではないため、稲が湿っていては機械に穂が絡んで停止したり、乾燥にも手間取るため、天気予報を見ながら、晴れ間の続く日時を見定めます。今年は10月の上旬、秋晴れが続いた日に無事作業を終わらせることができました。品種も「つきあかり」に変えてみましたが、上々の出来上がりでした。新米を早く食べてみたいと思います。

2022.10.02 稲刈り

2022.10.02稲刈り

2022.10.02 稲刈り

秋の訪れ

秋分の日を過ぎると、体感的にも秋を感じ始めます。とはいえ、近年は9月でも真夏日が例年以上にあったり、台風の影響で長雨が続いたりと、気候の移り変わりが目まぐるしく、秋になったという風情が少なくなったようにも感じています。そんななかで、この時期、変わらず見せてくれるのが、「曼珠沙華」の花々です。朝顔との赤と紫の競演は、秋の訪れを感じるのに十分な景色でした。また、以前このHP上でも紹介しました、「ボケ」の木には大きな実(木瓜)が実りました。

2022.09.27 曼珠沙華

2022.09.27 ボケの木瓜なる

「#信州ポートレート展」を観覧しました

当クラブにも在籍のTさんが、今回参加されている「信州ポートレート展」(会期9/15~9/19)を見に、会場である安曇野市穂高有明のギャラリーレクランを訪問しました。会場はレストラン(ガレットの店ブレ・ノワール)併設の1~2階にあり、五つに分かれた展示室には7名+1団体のみなさんが、100点を超える大小さまざまなサイズの作品を展示していて、展覧会パンフレットを引用すると「ポートレートを愛するカメラマンにより信州にこだわったポートレート展」ということから、女性ポートレート中心の写真群で構成されていました。
映画やCMのワンシーンを連想させるスケール感のある作品や、息遣いまでわかるような身近なスタンスの作品等々、最近地方ではあまり見かけることができなくなった題材だけに新鮮に感じた次第です。なお、会場写真等は、「スマホ撮影・SNS投稿OK」の許可のもと掲載しました。

2022.09.16 信州ポートレート展会場

2022.09.16 信州ポートレート展会場

2022.09.16 ギャラリーレクラン

秋雨前線下のシラサギ

残暑が続いたと思ったら、一時的に土砂降りの雨。台風の影響か、秋雨前線が活発となり、雷を伴う降雨の日が続きます。今月下旬には稲刈りが始まろうとしていますが、9月は例年雨模様の天気に悩まされます。そんな中で、この辺を生活圏にしているシラサギたちは、雨に濡れる中、捕食に精を出していました。二羽のサギたちが川べりや田んぼの隅でエサを探している姿は、「生きる」強さとともに、自然の逞しさを感じました。

2022.09.01 二羽で飛来

2022.09.01 シラサギ

南会津撮影旅行記

8月18日に「桧枝岐歌舞伎」の奉納公演があると聞き、南会津地方を撮影訪問しました。この歌舞伎の歴史は古く、HP等の情報を引用すると270年以上になると言われています。演じる千葉之家花駒座が今年100周年を迎えたことと、国の重要有形民俗文化財に指定されている、舞台茅葺屋根の全面ふきかえ工事が、10年ぶりに行われたあとの初公演ということで、会場には村内外の方たちが来場しました。夏のひと時、暮れなずむ景色の中、村人のみなさんが演じる歌舞伎を十分に堪能することができました。翌日は、大内宿を訪れました。一昔前までは普通にあったであろう茅葺屋根の家々が、今もきちんと管理されて、しかも日常生活をされていることに本当に驚きました。村人のみなさんの人柄等を含め、良き日本の原風景を垣間見た南会津の撮影旅でした。

2022.08.18 桧枝岐歌舞伎

2022.08.18 桧枝岐歌舞伎

2022.08.19 大内宿

楽々写真会設立10周年記念大撮影会行われる

今年で10周年を迎える「楽々写真会」ですが、記念行事として久しぶりのモデル撮影会を開催し、作品づくりとポートレート写真撮影へのアプローチの方法などを実践しました。当日は、クラブ員とつながりのあるモデルさんに協力していただき、笹の庭園として有名な地元「笹離宮」を会場に、場所や設定を変えながら撮影に臨みました。
じっくりと撮影できたことで、既成の撮影会とは一味違った作品作りができました。クラブ員にとっても有意義な一日となりました。

2022.07.31 記念撮影会

2022.07.31 記念撮影会

天気も不安定な日が続きます

最近は梅雨明けが発表された後も、地域によっては豪雨や長雨が伝えられています。幸い私の地域では、災害になるまでの降雨は今のところなく来ていますが、それでも夕方、夕焼け空がにわかに曇りだし、夕立とはいえない通り雨に見舞われています。最近の気候変化が温暖化によるものかどうか私にはわかりませんが、夕方の天気には目が離せません。

2022.07.28 夕焼雲に雨雲

夏の珍客が来宅

昨日の夕方、玄関を開けたら、そこに立派な角のカブトムシが飛来していました。早速撮影してキュウリでもてなしました。夏の夕方は色々な虫たちが灯りを求めて飛んできますが、カブトムシは初めての経験でした。子どもの頃、近所の子らとつるんで虫取りに出かけたことがふと思い起こされたひと時でした。カブトムシは翌日、外に放しました。

2022.07.25 カブトムシ

2022.07.25 カブトムシ

田んぼの生きもの

田植えから2週間以上が過ぎ、苗もしっかり根付いてきました。
水見などの折に田んぼをのぞくと、カエルやオタマジャクシのほかに、アメンボやヤゴ・ドジョウなど、たくさんの生きものたちを見つけることができます。そのなかでも足を揺らせながら泳ぐ「ホウネンエビ」を見ることができました。文献等によれば、土の中に産み付けられた卵は、環境が良くならないと何年でも眠り続けるとのことで、暖かくなって十分な水に恵まれると孵化するのだそうです。5月の終わりからおよそ1ヶ月という短い間だけ見られる「ホウネンエビ」ですが、その名前の通り、大量発生の年は豊作になると伝えられているそうで、そうなればありがたいことです。撮影後、それらの願いも込めて、コップにいれた「ホウネンエビ」は田んぼに放しました。

2022.06.07 根付いた苗

2022.06.07 ホウネンエビ

2022.06.07 ホウネンエビ

2022.06.07 ホウネンエビ(画面中央)

梅雨入り間近も花の宴

梅雨入り間近を感じさせる今日この頃、蓼科高原にある「バラクラ イングリッシュガーデン」を訪ねました。ここは敷地約1万平方メートルのなかが「英国庭園」になっています。季節ごとに楽しめる花々が楽しめるテーマガーデンや施設があることから、県内外から大勢の方々が安らぎを求めて訪れています。この時期、アリウムなどが目を楽しませてくれました。

2022.06.03 蓼科高原

2022.06.03 蓼科高原

2022.06.03 蓼科高原

2022.06.03 蓼科高原

2022御柱祭里曳きと建御柱

コロナ禍の中、開催が心配されていました7年に一度の「御柱祭」里曳きと建御柱が、氏子参加のもと、5月3日から5日の日程で無事に行われました。マスクの着用、手指等の消毒の徹底等、感染対策を行う中で楽しむことができました。なお、祭典関係者のみなさんのおかげで、4月の山出しでは叶わなかった人力による曳航が可能となり、私も氏子の一人として参加することができました。

2022..5.05 本三里曳き一番綱

2022.05.05 本三冠落とし

2022.05.05 本三建御柱設置所

2022.05.05 本三建御柱

今年もボケの花が咲きました

例年この時期に、庭にあるボケの花が見ごろとなります。以前紹介のように紅白入り交ざって咲きますが、今年も見事な咲きっぷりを見せてくれました。まだまだ続きそうなコロナ禍の中、春を感じさせるわが家の風物詩でもあります。ちなみにボケの花言葉の一つは「平凡」ですが、平凡を維持することは、実は大変な労力と努力も必要だと思っています。

2022.04.23 ボケの花が咲きました。

4月1日降雪のち晴れ

春の暖かさが戻ったと思ったのもつかの間、年度替りの1日未明に雪が降り積もりました。当地でも3cmくらいは積もったでしょうか。
折角ほころび始めた梅のつぼみや水仙も、雪帽子ならぬ雪毛布に包まれていました。それでも春の雪、午後にはすっかり解けてしまいましたが、4月中旬くらいまでは油断できません。

2022.04.01 降雪

2022.04.01 梅のつぼみに雪化粧

水仙の周りも一面真っ白に

春が来た

3月22日の突然の降雪から6日経ちますが、やはり今頃の温かさは春を思わせます。前回アップした水仙はしっかり開花し、わが家のクロッカスは既に盛りを過ぎようとしています。自然界での時間の移ろいは早いと改めて感じました。厚手の防寒から薄手の春着に切り替わるように、巷では徐々にですがコロナの脅威も薄らいできてはいますが、まだまだ油断はできないと思っています。クロッカスの花言葉のように、「元気」に普段の生活をしていくだけです。また、世の中が早く普段の日常に戻れるよう「切望」しています。

2022.03.27 水仙咲く

2022.03.27 いつもの場所にクロッカス

3月の降雪

日増しに気温も上がり、巷では桜の開花予想も聞かれる中、いよいよ春本番到来かと思ったら今日は朝からの降雪。昨日、田んぼにロータリーをかけて耕しましたが、辺り一面真っ白になり、まだまだ積もりそうな気配に空を見上げるばかりです。わが家の庭に毎年花を咲かせてくれる水仙も、雪帽子を被り寒々しく見えました。コロナ禍の中、心配の種は尽きません。

2022.03.22 つぼみも出始めた水仙

2022.03.22 鳥よけの水糸にも着雪

2022.03.22 降り続く雪の中カラスが一羽

第28回(一社)二科会写真部長野支部公募展作品募集

標記公募展の作品募集公募規定が出来上がり、関係各所に配送されました。今年で28回を迎える公募展ですが、新型コロナウイルスの蔓延で前々回は公開審査ができず、また展覧会も開けないまま、作品集のみの発表でしたが、前回は、公開審査・展覧会とも開催することができました。参加されたみなさんの感想を聞くなかで、直接応募作品と接する機会は、とても有意義なことだと感じた次第です。今回も6月18日(土)に公開審査が予定されていますので、応募予定のみなさんは楽しみにしていてください。今年から応募作品受付期間が設けられ、2022年6月1日(水)~6月9日(木)までの間に作品を応募先までお送りください。身近な被写体を捉えた、あなたのとっておきの作品をお待ちしています。

2022.03.15 第28回公募規定

2022.03.15 第28回公募規定

2022御柱綱置場にて

7年に一度開催される諏訪地方の「御柱祭」ですが、このコロナ禍の中、安全を最優先にということから、従来の氏子による曳行(4月山出し)は中止となりました。私の居住する上社関係では、車両にて綱置場から御柱屋敷まで運搬されるとのことです。先般、上社御柱8本が置かれている綱置場を訪れましたが、雪をまとったそれぞれの柱は、張り詰めた寒気の中静かにたたずんでいました。

2022 綱置場にて

2022 綱置場にて

能登日本海巡り

1月に、念願であった能登半島・日本海沿岸の撮影に行くことができました。富山の雨晴海岸から石川の垂水の滝、白米千枚田、大沢間垣の里等を巡り、信州諏訪地方では体験できない、ものすごい勢いの「海風」や大粒の「ぼた雪」など、目まぐるしく変化する、この地方ならではと思わせる自然のパノラマを、肌で体感することができました。また、帰宅途中の飛騨付近で遭遇した「ホワイトアウト」は、今まで経験したことがない恐怖感を覚えました。感染対策には十分気を付けながら行くことができましたが、最近のコロナ感染者数の増加を聞くたびに、ぎりぎりでのタイミングだったと感じています。

2022.01.12 大沢間垣の里

2022.01.12 能登日本海

2022.01.12 能登

2022(令和4年) 新年あけましておめでとうございます

新型コロナウイルスの流行から2年、新しい年「寅年」を迎えることができました。
やっと終息の兆しが見えたのではとの思いもはかなく、形を変えながら変異していくウイルスにどう向き合っていかなければいけないのか、これから落ち着いていくのか等々、心配の種は尽きませんが、今までのように、日々、生活に気を付けながら暮らしていくしかないと思っています。世の中、新型コロナウイルスという「檻」に閉じ込められてはいますが、いつか平穏な日常が必ず戻ってくることを信じて、しっかり暮らしていかなければと決意を新たにした次第です。

今年の干支「虎」

第27回(一社)二科会写真部長野支部公募展 茅野会場開幕

標記公募展の展覧会が、この23日から28日までの会期(24日休館)で二年ぶりに開催の運びとなり、初日の今日、午前中に飾りつけを済ませ、午後から一般公開となりました。会場の茅野市民館市民ギャラリーには、この展覧会開催を待ち望んでいた皆さんに入場していただくことができました。第27回公募展の入賞・入選作品のほか、二科会写真部展(本展)に入選された県内支部員の作品や、同会員・会友の作品も同時展示されました。なお、茅野会場に先立ち長野会場(ホクト文化ホール 10/26~10/31)でも既に展覧され、大勢の皆様においでいただくことができました。

2021.11.23 茅野会場

2021.11.23 茅野会場

2021.11.23 茅野会場

秋の味覚:柿とキウイを収穫

自家用目的で栽培の、柿とキウイの収穫をしました。例年、霜が降りる前に行い、年末から2月ころまでの、ささやかな食卓の楽しみでもあります。柿の木もキウイも年初の枝切り程度しか手を入れていませんが、例年、家族で食べれる程度の収穫をもたらしてくれます。ありがたいことです。柿は皮をむいて吊るしに、キウイは熟すまでしばらく待ってからいただくことにしています。自然の恵みに感謝です。

2021.11.03 葉っぱも落ち始めた柿の木

2021.11.03 今年は若干小粒の柿でした

2021.11.03 食べごろはひと月先です

二年ぶりの展覧会(第27回一般社団法人二科会写真部長野支部公募展)

新型コロナ禍の影響で、展覧会については昨年開催できなかった「長野支部公募展」でしたが、今年は2年ぶりに、長野県県民文化会館(ホクト文化ホール)の1階ギャラリーで開催の運びとなりました。入賞32点、入選46点のほか、長野支部所属の会員・会友作品と、長野支部員の二科会写真部展(本展)入選作品が、一堂に展示されます。10月31日(日)まで長野会場で行われ、11月23日(火)からは茅野市民館市民ギャラリーに会場を移して開催されます(24日は休館、最終日11月28日(日)まで)。

2021.10.26 ホクト文化ホール

2021.10.26 ホクト文化ホール

2021.10.26 ホクト文化ホール

台風前の稲刈り(ひとめぼれ)

台風14号の上陸を前に、わが家では例年より若干早いですが稲刈りを行いました。田んぼに水が浸っている一部分をよけてですが、大方刈り取ることができました。JAなどから周知されています収穫期の目安では、出穂後の積算温度で、作付けしている「ひとめぼれ」では1000℃、早生種で出穂後、収穫適期となるまでの日数も40~45日くらいといわれていますので、例年、この辺では9月中下旬が稲刈り時期になっています。今年は酷暑続きで稲の成長も幾分早いように感じていました。
近年は特に、夏の酷暑と刈り入れ時期での台風・秋雨前線等々、気象状況が安定しないことが多く、天気予報を注意深く見ながらの作業が続いています。刈り取り後の田んぼにはシラサギをはじめ野鳥たちが、カエルや落ちた籾などをついばみにやってきます。
なお、わが家では「ひとめぼれ」の作付けは今回が最後で、来季からは新しい品種に変わります。

2021.09.15 稲刈り始まる

2021.09.15 刈取前の稲穂

2021.09.18 シラサギも餌取

日暈(ひがさ:にちうん)現れる

今日、9時55分ころ空を見上げると太陽の周りに光の輪が現れていました。調べてみると「日暈(ひがさ:にちうん)という現象で、太陽の光が氷晶の中を通り抜ける際に屈折されることで発生する大気光学現象だそうです。
茅野市では2日ほど前の大雨で河川の氾濫等による土砂災害がありました。ニュース等によりますと幸いにも人的被害はなかったようですが、復旧にはかなりの時間がかかりそうです。一刻も早い回復を願うものです。
最近の異常気象は酷暑から大雨等々、目まぐるしく変わっています。秋の取入れを前に心配の種は尽きません。

2021.09.07 日暈

2021.09.07 日暈

2021.09.07 稲穂も色付き始めた田んぼ

燕の子育て(続編)巣立ちも近い(その2)

日を追うごとに雛たちの活動は活発になってきています。飛ぶ練習と餌のとり方を習っているのでしょうか、朝早くから日中はほぼ出払っていて、巣はカラの状態です。
ここ数日、梅雨の影響で午後から夜半にかけて降雨が続いていますので、夕方近くになると戻ってきています。しばらくは巣にいる雛たちに親鳥は餌を運んでいますが、そろそろ巣立ちのときでしょうか。私は雛たちに「これからも元気で生きて行けよ・・・」と心の中でつぶやきました。

2021.06.29 小雨降る中でも

2021.06.29 巣立ちも近い

2021.06.30 親鳥の見守りは続く

2021.06.30 元気でな

燕の子育て(続編)巣立ちも近い

雛の初見えから10日余りが過ぎ、最初は3羽と思っていたら、なんと5羽が元気に姿を見せてくれました。朝夕と気にかけていましたが、今まで気づきませんでした。親鳥がひっきりなしに、雛たちに分け隔てなく餌を運ぶ姿を見るにつけ、小さな体で大したものだと改めて感心した次第です。
その中の一羽は、巣を抜け出し飛ぶ練習を始めています。いよいよ巣立ちも近いと感じました。

2021.06.27 巣立ちも近い

2021.06.27 巣立ちも近い

2021.06.27 巣立ちも近い

2021.06.27 巣立ちも近い

燕の子育て

卵からの孵化が確認されてから、10日余りで雛の確認ができました。確認できたのは三羽ですが、これから元気に育ってくれればと願っています。日中は親鳥がひっきりなしに巣を往復しては、雛に昆虫などの生餌を与えていました。よくしたもので、雛がふんをするときは、親鳥がそのふんをくわえては巣の外に運んでいました。まるで子育てのおむつ替えのようにも見え、微笑ましく思えました。

2021.06.17 子育て

2021.06.17 子育て

2021.06.17 子育て

2021.06.17 子育て

燕の卵 孵化

二年ぶりにわが家で巣作り中の燕ですが、どうやら温めていた卵が孵化したようです。まだ雛の姿は見えませんが、今日、卵の欠片が落ちていました。燕の卵は抱卵開始からおよそ2週間で孵化すると言われていますが、今のところ一つ分の欠片が見つかりました。一回の産卵で3~6個の卵を産むようですが、無事に育っていってくれることを願うばかりです。

2021 営巣の下に設置

2021.06.05 孵化

2021.06.05 孵化

燕来る

我家に二年ぶりとなる「燕(つばめ)」が来てくれました。
例年、田植え前のこの時期に、玄関先に巣作りしては子育てしていましたが、昨年はどうしたことか、訪れてくれませんでした。
「温暖化の影響で北上しているのでは」とか心配もしました。また、世間では「軒先が汚れるから」等で営巣することに消極的な話も聞きますが、遥か数千キロ先から訪ねてきてくれたことに嬉しくもあります。わが家から巣立っていった「燕(つばめ)」かどうかは調べるすべもありませんが、これからひなが生まれ巣立つまで、温かく見守りたいと思っています。

2021.05.10 営巣

2021.05.10 営巣

2021.05.10 営巣

2021.05.10 営巣

桜 咲き誇る

全国的に桜の見頃が早まっていますが、私の住む諏訪地方でもあちこちで満開を迎えています。訪れた高島城址と諏訪湖畔でも花たちがまさに「一生懸命」咲き誇っていました。新型コロナ禍のなか、終息がまだ見えない状況ですが、早く安心の日常が訪れるよう願うばかりです。

2021.04.07 高島城址

2021.04.07 高島城址

2021.04.04 諏訪湖畔

2021.04.04 諏訪湖畔

HP開設1周年(3月30日)

新型コロナ禍の中、昨年の今日(3/30)、巣ごもりの中でも写真を絡めた発信方法はないかと探した中で、自身初めてのホームページを開設しました。元々、新しく始める物事に対してのスタートがおっくうな性格なので、更新しながらの継続がいつまで続くだろうかという一抹の不安をもったなかでの始まりでした。
写真撮影のように自分にはまれば末永く続くものがあるように、興味(好きかどうか)の大きさによって、継続するかどうかがはっきり分かれていると思っています。そんななかで、今日まで続けてこられたのは、アクセスしてくださる方がいることと、このホームページの継続を通じて自分自身が元気をもらっていると思っているからです。「感謝!」

2021.03.27 わに塚の桜

2021.03.27 わに塚の桜

「ふきのとう」いただきました

春の訪れとともに、畑の隅に「ふきのとう」が芽を出し始めました。私の一番の食べ方は味噌と合わせた「ふきみそ」ですが、今日はてんぷらにしていただきました。花が開く前の僅かな間ですが、つぼみの段階で摘んで揚げます。ほのかな苦みが何とも言えず、ここ数年晩酌にしているノンアルコールのビールにもよく合います。コロナ禍の中ですが、家でのささやかな楽しみでもあります。

2021.03.18 ふきのとうのてんぷら

御神渡り出現せず

立春が過ぎ、温暖化も影響してか、今年も諏訪湖の御神渡りは現れませんでした。一時期、期待を寄せたときもありましたが、自然が相手では仕方ありません。

2021.01.15 諏訪湖畔

2021.01.29 諏訪湖畔

2021.01.29 諏訪湖畔

Project 「ふるさとの風物詩Ⅱ」(仮称) 制作に向けて

新年を迎えて、今年やるべきことの一つとして、長年気がかりになっていましたテーマの、撮影作品をまとめたい思いがあります。
 2006年から2007年にかけて撮影し、2008年に展覧会、2009年に拡大展覧会と写真集の発刊をした「ふるさとの風物詩」ー長野県茅野市角寒天工場の記録ーの発表後、2012年から2013年にかけて取り組みました地域の地場産業の記録を、撮影後、諸事情により形としてまとめることができず、今日までに至っていたため、今年はなんとか一区切りつけたいと意を決した次第です。詳しくはまとまった後にご報告させていただきますが、今後、週に3日のセレクトとプリント作業を行い、月に12回の100枚、5ヶ月で500枚ほどを粗選びして、その中から60枚ほどにまとめたい計画です。発表の仕方はいろいろと検討していますが、最終的には当初予定の写真展ではなく、後世に残る作品集にできればと考えています。もちろんこのほかに日々農作業等もありますので、折々臨機応変に対応していきます。このHPに掲載したことで、自分自身へプレッシャーをかけられればとも思う次第です。

2009年制作の「ふるさとの風物詩」

2009年制作の「ふるさとの風物詩」

新年明けましておめでとうございます

2021年、新しい年の始まりです。今年が平穏な一年でありますよう願っています。

2021. 丑年

来季に向けて

「田起こし」をしました。田んぼの害虫や雑草駆除に効果があると言われている「田起こし」ですが、例年、わが家では、諏訪地方の冬の風物詩である寒天づくりの干場に、冬季間提供していたこともあり、稲刈り後はできませんでした。今回、干場は一回お休みさせていただき作業をしました。
世の中、新型コロナ禍で再び厳しい状況になりつつありますが、来年は、よい方向に向かってほしいと願っています。

2020.11.25 田起こし

向寒のみぎり

諏訪大社秋宮から数分のところに「本陣岩波家」があります。
ここは、江戸時代の初期に整備された五街道のうち、中山道と甲州街道が交わる下諏訪宿にあって、本陣として大名も立ち寄ったところで、皇女和宮が江戸に嫁ぐ際に宿泊されたところとしても有名な場所です。本格的な冬を前にした晴天のとある日、紅葉に彩られた園庭の景色を見に伺いました。

2020.11.15 本陣岩波家

2020.11.15 本陣岩波家

2020.11.15 本陣岩波家

冬に向けて

例年、わが家では1本ある柿木から自家消費する分の柿をもぎ、皮むきした後、軒下等に吊るして年末から冬の間食べています。皮むき作業等の手間を考えれば、スーパーで買ったほうがいいかもしれませんが、自然が与えてくれる秋の恵みをありがたく頂戴しています。特にこれといった手入れはしていませんので、形も歪なものもありますし、むき方も上手ではありませんが、水分が抜け出来上がった自家製の吊るし柿の味は格別なものがあります。巷では実った柿を採らずじまいのところも多く、冬に向けての野鳥の餌になってもいます。もったいないことですが、今のご時世では仕方がありません。このほか、今は亡き義父が残してくれたキウイの木からも、自家用にいくつか収穫して、程よく熟してから食べております。

2020.11.11 吊るし柿

2020.11.11 吊るし柿

深秋

色々な情報ツールにより全国的にも有名になった、奥蓼科の「御射鹿池」、東山魁夷画伯が作品づくりで幾度となく訪れたこの池に、今は四季を問わず大勢の方たちが訪ねてきています。私のところからも車で30分ほどで行くことができますので、秋から冬に向けての移ろいゆく彩を見に行ってきました。夜明け前のひととき、カラマツ林とともに、水面に映り込んだ木立が幻想的な情景を魅せてくれました。

2020.10.26 御射鹿池

2020.10.26 御射鹿池

2020.10.26 御射鹿池

秋深まる

10月中旬ともなると朝晩の冷え込みも日増しに厳しくなり、つるべ落としのように陽も短くなってきました。また、庭の木々も次第に色付き始めています。秋空を飛び交うトンボたちも水辺を見つけては忙しく産卵をしていますが、常々よくあんな小さな体で俊敏に飛び回れるものだと感心するとともに、2匹連なっての産卵は相当にスタミナも消費するのではと思っています。波紋で広がる水の反射と共にこのトンボたちが時折、星々が散らばる宇宙を旅する飛行船のようにも見えました。銀塩カメラからデジタルに移行してから、私にとってはこれらの撮影は劇的に身近なものとなりました。これからも折に触れ、身近な小さな生き物たちにも目を向けていきたいと思う次第です。

2020.10.16 秋深まる

2020.10.16 トンボたちの産卵

2020.10.16 トンボたちの産卵

籾の乾燥終了・一段落です

ここ数日、天候に恵まれたなかで、刈り取った稲穂の乾燥作業を行いました。国が定める玄米の検査規格では、水稲うるち玄米の品位の水分量は15%以下ですが、私の地域では14.5%以下で扱われています。今年もおいしい「ひとめぼれ」が食べれそうです。

2020.09.30 玄米水分量の計測

2020.09.30 玄米水分量の計測

雨降り前に稲刈り終了

台風による雨を心配して、当初の予定より数日ですが早めに稲刈りをしました。天気予報に注意しつつ、頭上の雨雲を見ながら、なんとか刈り終えることができました。案の定、25日は秋雨前線の影響か朝からの降雨、まだ乾燥作業が残ってはいますが、刈り終えたことだけでもほっとしているところです。異常気象続きの年ではありますが、何とか例年並みの収量にはなりそうです。
刈り取られた稲わらは、寒天の干場に敷かれます。

2020.09.22 朝露を乾かす赤とんぼ

2020.09.23 刈り取られた稲わら

japan#31project

茅野市民館から「JAPAN#31PROJECT」写真撮影のご案内があり、8月31日午後8時から9時までのライトアップの間、撮影に出向きました。
茅野市民館からの広報を引用すると【舞台をつくる裏方スタッフの奮起を表出する「JAPAN#31PROJECT」は、これまでの音楽・舞台芸能に関する皆様のご支援・ご声援への感謝の気持ち、自粛生活に耐え抜いた全ての人々への感謝の気持ち、そして裏方スタッフの仕事を復活させる・・・という気持ちを込め、全国各地を舞台照明色#31の「アンバー」に染めるライトアップです。】とのことで、当日は、時折小雨が降るあいにくの天候でしたが、諏訪地域の写真仲間も何人か参集して、琥珀色に照明された建物の撮影を楽しみました。一刻も早い新型コロナウイルスの終息を願っています。

2020.08.31ライトアップ

2020.08.31ライトアップ

2020.08.31ライトアップ

梅雨明けで本格的夏到来

長らく続いていた梅雨も8月1日に明けました。例年ですと7月末には出穂が確認されていたわが家の田んぼですが、今年は長梅雨による低温と日照不足の影響もあってか、なかなか見つけることができませんでした。梅雨明け後の8月3日一部確認すると、照り注ぐ日差しと温度上昇でみるみるうちに出穂してきました。朝方まだ稲穂につゆが付いている時間帯、トンボが羽を乾かす光景があちこちで見受けられ、やっと夏本番を肌で感じた次第です。

2020.08.05 出穂し始めた田んぼ

2020.08.05 朝方羽を乾かすトンボ

写真展「京都花街華いろの時」開催

先にこのコーナーでもご紹介させていただきました標記写真展が、7月29日から8月4日まで、京都市京つけもの西利祇園店3階「ぎゃらりぃ西利」で始まりました。まだまだ新型コロナ禍の中、会場には伺うことはできませんが、主催の豊田さんからのお話ですと、花街の女将さんや芸妓・舞妓の皆さん等、見に来ていただいているとのことでした。うれしい限りです。

2020.07.30 豊田さん提供

2020.07.31 豊田さん提供

11回を迎えた涼風コンサート

今年で11回を迎えた富士見町公民館主催の納涼企画、「涼風コンサート」が7月30日から8月1日までの3日間、午後7時からおよそ1時間弱ですが、富士見町コミュニティ・プラザロビーを会場に開かれ、私は初日の30日に伺うことができました。当日は、フルート奏者の赤羽泉美さん(辰野町出身)と、ピアニスト・コンポーザーの朝香智子さんによるデュオ演奏で、梅雨模様のひとときを、軽快なサウンドが涼を運んでくれました。
実は、この「涼風コンサート」私が職場に在籍していた11年前に企画立ち上げたものですが、職を離れてからもこうして継続して開催していただけていることに、出演のアーティストの皆さんはじめ、現スタッフの皆さんにただただ感謝・感謝です。赤羽さんには、今回で8回目の参加をいただいており、こちらもうれしい限りです。当日は、スタッフによる検温や来場者の住所の確認等々、運営側のコロナ対策もしっかりされていて、安心して堪能することができました。真夏の夕刻を、文字通り一服の清涼となるよう祈念しています。これからも応援しています。

2020.07.30 涼風コンサート

富士見高原花の里

7月29日、新型コロナ禍への予防対策をしっかりとして、実家がある富士見高原「花の里」へ久々に行ってみました。梅雨の長雨の影響か、例年ですと咲き誇りの印象だったのですが、今年は花の開花具合にも変化があるように感じました。ときどき小雨が舞う天候でしたが、蝶や虫たちは、短い夏のひとときを精いっぱいに花々を行きかっていました。

2020.07.29 花の里

2020.07.29 花の里

井戸尻の大賀蓮

梅雨で天候が不安定な日々が続きます。富士見町境・井戸尻遺跡の大賀蓮が見ごろということで、早朝見に行ってきました。あいにく降ったり止んだりの空模様でしたが、蓮たちは静けさの中、淡いピンク色の花を咲かせていました。
蓮の花言葉は「清らかな心」だそうです。新型コロナウイルスで、世間では人々の気持ちがささくれ立ってきていますが、忘れてはならない言葉だとあらためて思った次第です。

2020.07.11 大賀蓮

2020.07.11 大賀蓮

写真展「京都花街華いろの時」作品参加

本場京都の舞妓さん芸妓さんを撮影したいとの思いは以前からありましたが、長野県では叶わぬ夢でもありました。それが15年程前、縁あって舞妓芸妓さんの撮影会企画・演出をされている関西の写真家、豊田勝弘さんを知り、今まで幾度か撮影参加させていただく機会を得ました。今回、サブタイトル「撮影会25周年記念写真展」「撮影会参加者合同写真展」と題した「京都花街華いろの時」写真展を開催されるとのことで、私も2点作品参加をさせていただきました。まだまだ新型コロナウイルス等でたいへんなときではありますが、お近くにおいでの際はお立ち寄りください。
会場:京都市東山区四条通祇園町南側
   京つけもの西利祇園店3階
会期:7月29日(水)~8月4日(火)
時間:11時~19時(最終日は16時まで)
※8月1日・2日の13時から舞妓芸妓さん来場予定。

2020.07.DM案内

2020.07.DM案内

梅雨の中休み

こちら信州でも梅雨真っ最中ですが、中休みでしょうか、晴れ間がのぞくひとときがあります。畑ではジャガイモやキュウリの花が咲いています。この時期、キュウリはわが家にとって食卓に上がる朝採り野菜の一つになっています。

2020.06.27 ジャガイモの花

2020.06.27 キュウリの花

梅雨入り

全国ニュースで11日午前中、関東甲信でも梅雨に入ったとの発表がありました。平年と比べて3日ほど遅いそうですが、今後、局地的に激しい雨が降るおそれもあるそうなので注意が必要とのことです。新型コロナの終息が見えない今、災害に発展するような大雨とならなければよいのですが。数時間の雨で、乾いていた畑も十分すぎるほど保水し、ぬかるんでいます。

2020.06.11 梅雨入り

2020.06.11 梅雨入り

2020.06.11 梅雨入り(ぬかるんだ畑)

花香(かこう)

宮川沿いに咲くアカシア(ニセアカシア)から甘い香りが漂ってきます。アカシアからとれるハチミツは高級品で、花はてんぷらにして食べることもできますが、花以外の他の部位には毒があり注意する必要があるとのことです。
この時期、散歩コースにはほのかな香りが漂い、ひととき心身をリラックスさせてくれます。

2020.05.28 アカシア(ニセアカシア)

2020.05.28 アカシア(ニセアカシア)

風の音・光の色

5月23日から24日にかけて、田植えとそれに伴う植え直しを行いました。自家飯米用とわずかですが販売用に行うこれらの作業は、わが家にとってはこの時期欠かすことができない農事となっています。
田植え前とは若干異なり、圃場を吹き抜ける風音は涼しく感じられ、また水面に反射する夏空は、植えられた苗の壁紙のような風情を見せてくれています。そして、夜半になるとカエルたちの大合唱が始まります。いよいよ体感として初夏を感じるこの頃です。

2020.05.24 風の音

2020.05.24 光の色

皐月

新型コロナウイルスによる「緊急事態宣言」が、長野県でも14日に解除されました。16日以降地元諏訪地方でもにわかに車の往来が増えてきたように感じましたが、まだまだ用心に越したことはありません。所用で諏訪湖畔を通りました。普段のこの時期ですと、初夏の陽気を受けてすべてに活気が溢れていたと記憶していますが、目に映る水鳥たちも心なしか寂しげな景色として見えました。

2020.05.19 諏訪湖畔にて

今年最大のスーパームーン

今日の夕刻、ふと空を見上げると八ヶ岳の裾野から上がる月が妙に大きく、普段より明るく感じられました。スマホ検索してみると「2020年最大の満月、スーパームーン」とのこと。今日に関しては全く事前情報として頭に入れていませんでしたが、田んぼの水加減等に注意していたことで、夕方周囲の景色にも目が向けられ貴重な機会に出会うことができました。早速カメラを取り出して刻々と移動する「スーパームーン」を記録しました。
文献等によれば「もっとも遠い満月のときに比べて30%ほど明るく、大きさも14%ほど大きい」そうです。水が張られた田んぼに大きく幻想的に映る様は、新型コロナの影響で世の中が疲弊しているこの時、宇宙からの贈り物にも見えました。

2020.05.07 八ヶ岳編笠山の裾野から現れる

2020.05.07 田んぼに映る光景は幻想的です

2020.05.07 機材の進歩、手持ちでここまで写ります

愛鳥週間2

本日は、朝早くから田んぼに鴨の群れが降りたち、水面に頭を突っ込んでは目当ての餌を食べる姿が見られました。川での鴨の姿が少なくなくなったと思ったら、まだたくさんいました。中には幼鳥らしき鴨も混じっていて、代かきが終わり水を一面に張った田んぼのなかを気持ちよさそうに泳いでいました。
昨日作業中に来ていたムクドリも飛来していました。

2020.05.06 この時期田んぼはいい餌場になります

2020.05.06 適度に水を張られた水面にて

2020.05.06 ムクドリもいました

愛鳥週間

5月5日は言わずと知れた「こどもの日」ですが、季語にある「愛鳥週間」もこのころ(実際は10日から16日)に使われます。わが家では今日、田んぼの一番代を行いました。トラクターで代かきをしていると、どこからとなくムクドリの群れがやってきます。代かきをした前後に降りたち、ドジョウや小さな虫を捕食していました。危害を加えないことを分かっているのか、すぐ近くまでやってきては、こちらを見ながら目当ての餌を見つけてはついばんでいました。
ドジョウは水なしの土の中でも生きています。8ヶ月ぶりに入った田んぼの水に活発な動きを見せていました。私はしばし機械を止めてスマートフォンでそれらを写しとめました。
新型コロナで大変なときですが、五月晴れのなか、いつもの年のように、ほっこりとしたひとときを感じることができました。

2020.05.05 ムクドリ

2020.05.05 ドジョウも姿を見せました

春粧

諏訪地方に古くから伝わる、八ヶ岳は編笠山に現れる雪形の「上り鯉」と「下り鯉」。農事暦としても利用されていました。この時期ほとんど形も消えかかっていますが、雪形が消えるころ巷では一斉に農作業が始まります。
宮川の川辺に数多くいた越冬のカモも最近見かけなくなり、川面も午後の日差しを受けて、日増しにキラキラと輝いているように感じられます。
新型コロナの影響で、世の中全体が不自由を強いられていますが、身近なことから季節は確実に変わってきているのがわかります。自分にできることを、焦らず・いじれず・黙々と行い、日常を過ごして行けたらと切に思っています。

2020.04.25 右端が編笠山 うっすらと残る雪形

2020.04.25 沢山いた鴨も見なくなった

2020.04.25 流れる水も日増しに輝きを増す

桜雨

季節によって降る雨の呼び方も違うようです。丁度今頃の、桜の花が咲くころに降る雨のことを「桜雨」とか「花の雨」というそうです。ここ数日、目まぐるしく天候も変わり、雨の降る日はいまだ肌寒い陽気です。
連日のニュース等でも新型コロナウィルス関係で話題は尽きません。雨が降っても必ずやんでカラッと晴れた日が来ます。自分でできる予防対策をしながら願うのは、閉塞した今の状況から少しでも早く、普段の日常が戻ってくることです。
(自宅付近での情景)

2020.04.20

2020.04.20

2020.04.20

「ふきのとう」も出ています

畑の隅に毎年のように出てくる「ふきのとう」ですが、亡くなった義父が最初に数本植えたと聞いています。今では数えきれないほどに芽が出てきます。
例年、特に収穫するでもなく大きくなったら草刈り機で刈っていたのですが、今年は何度か「ふきみそ」にして美味しくいただきました。植物の生命力は強いものです。刈り取ってもまた次の年にはしっかり芽を出し花を咲かせます。
「ふきのとう」のそばに植えてある樹木も、春先かなり枝を切ったのですが、たくさんの白い花を咲かせています。しばしの時間、安らいだ気持ちにさせてくれます。

2020.04.14ふきのとう

2020.04.14

ご案内(第26回二科会写真部長野支部公募展作品募集)

年初からの新型コロナウイルスの影響により、諸々のイベントや行事が延期や中止を余儀なくされています。私の所属しています(一社)二科会写真部長野支部でも、毎年、暮れから準備をして、県下の一般写真愛好家の皆さんにもお声がけするなかで、標記公募展の作品募集をしてきました。そして、11月には県下二会場で入賞・入選作品を展示した写真展を開催して大勢の皆様に見ていただいておりました。私も今年の1月まで3期6年間、支部長としてこの支部公募展に関わらせていただき、今年も引き続き副支部長として公募展をお手伝いしておりますが、昨今のコロナ事情によるこれからの影響が非常に心配でもあります。お願いをする中で、既に県下の主な文化施設や㈱長野フジカラーさんのお取引店さん等には例年通り公募規定を置いていただいておりますが、改めまして写真を愛する皆様の作品ご応募をお待ち申し上げます。
写真を通じた文化の灯を灯し続けられるよう、今まで撮りためた作品で結構ですので、よろしくお願いいたします。新型コロナウイルスの早期の終息を祈り、何とか11月の写真展開催が平穏無事に迎えられることを切に願うものです。
(公募規定の用紙は㈱長野フジカラー取引店若しくは、公募展受付係まで)

精米しました

自家消費用とわずかですが出荷用に稲作をしています。
米作りに携わるまでは、まさか自分が農業をするなど夢にも思いませんでしたが、作物をつくることは手間暇がかかります。こどものころお米の味は意識しませんでしたが、なぜか盛られたご飯は一粒残さず食べるということが自分の決まりでした。今もそれは変わっていません。自分で米作りをし始めてからは、それに加えてご飯の味を意識するようにもなりました。今日、自宅で籾摺りから精米をしました。わが家ではだいたいひと月くらいごとに精米をします。巷にも精米機があり利用されている方も多いと思いますが、自分で作ったお米を必要な分精米して食べれるということは、ささやかではありますが贅沢でもあると時折思っています。

(写真左側が籾、右側が籾摺り後の玄米)

(精米したあとのお米)

庭の花木たち

新型コロナの影響で、不要不急の外出の自粛があちこちで言われています。
農家にとっては、これから田んぼ作業が本格化していきます。
庭の花木はそれらとは関係なく時期が来れば咲き、そして落花していきます。これらの花をゆっくりと愛でる、平穏な日常が早く戻ることを願わずにはいられません。
一つの枝に紅と白の花弁で咲くことを「源平咲き」というようです。わが家でもこの時期、ボケが庭の片隅で毎年のように咲いてくれています。

2020.04.07

茅野市民館で夜間ライトアップ

過日、市役所1階にあるテレビ広報画面で、茅野市民館の夜間ライトアップのことを知り、本日夕方行ってみました。
「Light It Up Blue ちの 2020」~ひろがれ!青い光がつなげるこころ ということで、毎年4月2日の「世界自閉症啓発デー」に合わせ、この4月2日から5日までの期間中、夜間の数時間、茅野市民館を青い光でライトアップするというものです。既にここ数年この時期に行われているようでしたが知りませんでした。茅野市民館のホームページから引用すると『いろいろな個性を持つ人たちが「まぜこぜ」にいる社会。「違い」にふれて認めあい、広く、ゆるく、つながっていく。』とあります。
コロナ問題の影響で、急遽、今日から当分の間、通常より早い18時閉館ということで、点灯の19時には建物内部からの景色は見ることができませんでしたが、外周からは観ることができました。光源も限られかなり暗い状況のなかではありましたが、記録することができました。撮影はすべて手持ちにより短時間で行いました。むろんマスクと帰宅後の手洗い等は忘れてはいません。

2020.04.04 ライトアップ

2020.04.04 ライトアップ

庭先の花々が咲きそろってきました

寒暖のなかでも花々は確実に咲いてきます。
庭先の水仙やすみれも一斉に咲き始めました。
今まであまり気にも留めていなかった花々ですが、よく観察すると花の開花につられて虫や鳥たちも活発に動き始めているようです。

2020.04.03

2020.04.03

桜の撮影パート2

韮崎市のわに塚の桜に行ってきました。
花は満開状況でしたが、ときおり帽子が飛ばされそうになるほど風が強い朝方のひと時でした。花たちは満開から散り終わりまでの短いときを精いっぱい咲き誇ろうとしているように私には感じられました。

2020.04.02

自宅梅の木も咲き始めました

3月末の降雪で寒さがぶり返した感がありましたが、今日は午前中よい天気とのこと。紅梅のつぼみも膨らみ、開花し始めました。
今日4月2日、わが家の玄関先につばめが飛来しました。例年数組の飛来があり、営巣をしてひなを孵して旅たっていますが、私の記憶だと田んぼの始まる4月中旬から5月上旬ころが初飛来と思っていました。ここで育ったつばめでしょうか、今年は年明けから暗いニュースばかりですが、なんとか元気なひなを育てていってもらいたいと切に思います。つばめの営巣については、折に触れて掲載したいと思います。

2020.04.02

降雪がありました

3月下旬の降雪、少なくても10cm以上は積もりました。午前中は自宅の雪かきに追われました。ちなみに昨年は4月10日にも雪が降りましたので、用心が肝要です。
ふと見ると突然の降雪に、庭の梅の木も驚いているようでした。

桜の撮影に行ってきました

例年より早く桜の開花が見られました。写真撮影では人物ドキュメントがメインの私ですが近在の桜を撮影にいきました。短い期間ですが花たちは精一杯自己主張し咲き誇っていました。
時節柄マスクの着用、手洗い消毒等々、注意は怠りませんでした。

2020.03.山高神代桜

ホームページを開設しました

念願のホームページを開設しました。
これから写真のことや農作業での出来事等々を
アップしていきますのでよろしくお願いいたします。
タイトルに「日記」とありますが、当面、週2~3回の更新から始めていきますので
ご容赦ください。
お問い合わせ
「楽々写真会」情報
楽々写真会では新規クラブ員を随時募集しています。
写真は楽しくを合言葉に、月々開催される月例会で腕を磨いています。
クラブ員は雑誌月例や二科会写真部展、写真県展等々でそれぞれ活躍していますので、
興味がありましたらお問い合わせフォームからご連絡ください。
写真始めてまもない方大歓迎です。また、遠方の方でも通信添削等で対応可能ですので
よろしくご検討ください。一緒に写真を楽しみましょう。